(株)リコーは15日、CD-R書き込みが40倍速、CD-RW書き換えが10倍速のCD-R/RWドライブ『リコー MP7400A』を26日に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は1万3000円前後。
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| 『リコー MP7400A』 |
『リコー MP7400A』は、3月に発売した32倍速CD-R/RWドライブ『リコー MP7320A』の後継で、レーザーをハイパワー化したピックアップモジュールや高精度でパルス幅制御を行なうデジタルコントローラーLSIの搭載などにより、書き込み速度を40倍速(ZCLV)に高速化した製品。ATAPIインターフェースを採用した5インチベイ内蔵型で、ローディングにはトレー方式を採用する。バッファーアンダーランエラー防止技術“JustLink”のほか、40倍速の書き込み時に、16倍速から40倍速の範囲で最適な書き込み速度に自動制御し、書き込みパワー不足やサーボ追従エラーなどのメディアエラーを低減させる最適書き込み速度制御機能“JustSpeed”を搭載する。バッファーメモリーは2MBを搭載。電源はDC5V/12Vで、消費電力は16W。本体サイズは幅144.2×奥行き197.5×高さ41.8mm、重量は約1kg。対応機種は、PC/AT互換機、PC98-NX。対応OSは、Windows 98/98 SE/Me/XP/2000 Professional。
製品には、(株)ビー・エイチ・エーのマスタリングソフト『B's Recorder GOLD5 BASIC』とパケットライトソフト『B's CLiP5』、メディア(High Speed CD-RW×1枚)を同梱する。『B's Recorder GOLD5 BASIC』では、JustLinkが作動した回数や動作履歴を表示する“回数表示機能”“ログ表示機能”、書き込みを一旦停止できる“一時停止機能”、音楽CDの書き込み中に書き込んでいる曲を再生できる“音楽再生機能”などのコントロールが行なえる。なお、10倍速書き換えにはHigh Speed対応のCD-RWメディアが必要。また、8cmCDは再生のみ可能で、コピーコントロールCDの再生は動作保証しない。
