先日54Mbps無線LAN対応ブロードバンドルータ「WN-A54/BBR」が登場したばかりのアイ・オー・データ機器から、今度は有線のみの新型ルータ「NP-BBRsx」が登場した。
アイ・オー・データ機器のウェブサイトによれば最大スループットは40Mbpsで、FTP転送での社内実測値は28Mbps。もはや飛び抜けて高速とはいえないスペックではあるが、その代わりCPUに東芝製TX39/H2を使用、低価格を実現したという。もちろんBフレッツ対応。
筐体サイズは170(W)×114(D)×29(H)mm。ポート数はWAN側に10Base-T/100Base-TX×1、LAN側に10Base-T/100base-TX×4と標準的。DHCPサーバ/クライアント機能をそなえ、PPPoEにも対応。パケットフィルタリング機能、IPマスカレードによるファイアウォール機能を持つ。またDynamic DNS機能を搭載しており、サポート対象外ではあるがバーチャルサーバ機能との組み合わせにより簡易サーバの設置も可能だ。
価格はTSUKUMO eX.で1万799円。リンクスインターナショナルの「BBR-310」とほぼ同等、Bフレッツ対応ルータとしては最安値クラスの価格での登場であり、高速ブロードバンドルータ環境を安くそろえたい向きには有力な選択肢となるだろう。
またこのほか同社からは、最大スループット47Mbpsをうたう「NP-BBRex」が2月末発売予定となっている。こちらも要注目だ。
2月末発売予定の「NP-BBRex」 |