各社からぞくぞくと発売されているBフレッツ対応、あるいはADSL8Mbps対応の高速ブロードバンドルータ。今週も2種類の新製品が登場した。
リンクスインターナショナルの「BBR-310」は同社の「BBR-210」の後継にあたる製品で、Bフレッツにも対応。最大スループットは30Mbpsをうたっている。
サイズは200(W)×121(D)×31(H)mm。ブロック状のモールドが飛び出しごつごつした印象のあったBBR-210に対し、オーソドックスな直方体の筐体となっている。ポート数はLAN側に10Base-T/100Base-TX×4、WAN側に10BASE-T/100BASE-TX×1。PPPoEにも対応し、DHCPサーバ/クライアント機能のほか、IPマスカレードによるファイアウォール機能をそなえている。IPv6にも今後のファームのバージョンアップで対応予定だ。BBR-210に搭載されていたプリンタサーバ機能は省かれている。
価格は高速電脳で1万1800円と、このカテゴリのルータとしては安価。
NECの「Aterm WDR85FH/GS」は、前モデル「WDR75H」(写真)のブラックのタワー型というスタイリッシュなデザインを受け継ぎ、内蔵するADSLモデムをADSLフルレート規格である8MbpsのAnnex C規格に対応させたもの。
サイズは25(W)×157(D)×215(H)mm、ポート数はLAN側に10Base-T/100Base-TX×4、WAN側に10BASE-T/100BASE-TX×1、そしてLANインターフェイスとして使用できるUSB×1。このほかPCカードスロットを装備し、無線LANカードを装着すれば無線LAN機能内蔵ルータとなる。このほかルータとして、PPPoEに対応、DHCPサーバ/クライアント機能のほか、IPマスカレードによるファイアウォール機能とひととおりの機能をそなえている。
価格はネットワークセンター秋葉原店で、本体単体モデルWDR85FH/GSが2万5980円、無線LANPCカード「Aterm WL11CA」1枚を同梱する無線LANモデル「WDR85FH/GSB」が3万5980円。このほか未入荷だが、WL11CAを2枚同梱する無線LANセットモデル「WDR85FH/GSC」もラインナップされている。
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