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スピード控えめ、そのかわり1万円を切った普及版高速ルータが登場!

2002年03月30日 23時49分更新

文● 水野

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LD-BBR4L

 エレコムから、Bフレッツ対応ブロードバンドルータ「LD-BBR4L」が登場した。
 すでに発売済みで高速ブロードバンドルータの一角を成す同社の「LD-BBR4M」に対し、低価格普及版という位置付けの製品だ。



最大36Mbps

 本体デザインそのものはLD-BBR4Mとまったく同一だが、LD-BBR4Mのシャープな印象を与えるブラックに対し、LD-BBR4Lでは正反対の真っ白。サイズは190(W)×113(D)×31(H)mm。ポート数はLAN側に10Base-T/100Base-TX×4、WAN側に10BASE-T/100BASE-TX×1。DHCP機能、NAT/IPマスカレードファイアウォール機能を備え、PPPoEにも対応と、機能は標準的である。
 スループット値は、パッケージに記載されている最大理論値では36Mbps。またエレコムのウェブサイトではNATやフィルタリングなどをすべてはずした状態での計測値として15Mbpsとされており、さらにFTP転送による実測値も公開されておりこちらは10.32Mbpsとなっている。LD-BBR4Mがそれぞれ順に87Mbps、42Mbps、28.28Mbpsであるのと比べると見劣りしてしまうが、“最速”であることにさえこだわらなければ必要十分な性能といえる。



LD-BBR4L

 そしてそのかわりとして思い切った価格設定がされており、メーカー標準価格は9800円。Bフレッツ対応ルータとしては初めて1万円を切るモデルとなっている。
 さらに本日販売を開始したネットワークセンター秋葉原店では8970円という衝撃の価格。ブロードバンド業界の台風の目となりそうな注目のモデルだ。



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