スリムケースや1Uにも使えそうな極薄のSocket478用CPUクーラー「CP-6835」がアイネックスから登場した。Socket478用のCPUクーラーと言えば、どうしてもあのごつくて大きな形状を想像しがのため、このCPUクーラーをはじめて見た人はその薄さに驚くだろう。
そのヒートシンクは、コア接触面からのフィンの高さは8mmしかない(底面の厚みを考慮するともっと低くなる)。また、全体のサイズは89.5×77.6mmとなっているが、熱伝導性に考慮してかヒートシンク中心部から外周部へかけて徐々に底面が厚くなっているのも特徴だ。上に搭載されているファンは7cm角で高さ20mm。回転数は6200rpmで、ファンの羽が上下交互に並んでいる。
CPUクーラーのほか、ネジ、固定板、熱伝導シートが付属する | 付属する2種類のネジ | |
マザーを装着していないが、固定版とはこのようにネジ留めされる | マザーボードは固定版とヒートシンク底面についたネジの間に入る |
マザーボード裏面に取り付けるCPUクーラー固定板が付属し、写真のように2種類のネジを使って固定していく。なお、代理店によると「CPUクーラーとCPUのコアとを密着させるためには付属の熱伝導シートが必要。これを使わないと密着しない」とのことで、この点は残念だ。
対応CPUはPentium 4-1.8GHzまで。CUSTOMのテストでは「2GHzではシステムがフリーズしてしまった」という。価格はCUSTOMで5980円、コムサテライト3号店で5500円。このほか、高速電脳にも入荷予定となっている。