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なにかにつけては「パフォーマンスはともかく、稼働時の騒音が…」と言われ続けていた最近のPioneer製DVD-ROMドライブ。だが、ひょっとするとその不満点が一挙解消となるかもしれない新型ドライブ「DVD-500M」がアキバにデビューした。
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DVD-500M。従来製品「DVD-116」と比べて、奥行きが10mmほど短くなった |
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トレイを開けて下から覗くと、カバー状のものが見える |
DVD-500Mはドライブ内部に独自のカバーを装着し、静音化をはかったのが特徴。実際にトレイを引き出して内部を覗き込んでみるとビニールともスチールともとれるカバー状の吸音材らしきものを確認できるが、おそらくこれが静音化に一役買っているのだろう。従来製品が、聞く人によっては“爆音”に聞こえるほどだったのを考えると、静音処理というよりは“騒音対策”といった感もあるが、代理店によれば「先に公開した『静音化ユーティティ』で従来製品を静音化させたものよりも稼働音は静か」とのことだ。
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背面。デジタル出力端子は装備していない |
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読み出し速度はDVD-ROMが16倍、CD-ROMが40倍。性能には定評のあるPioneer製ドライブだけに、静かということになれば人気を集めそうだ。なお、同時にパイオニアブランドのリテール版も登場している。
価格 | ショップ |
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DVD-500M | |
\7,970 | フェイス |
\8,280 | サトームセンパソコン館 PC isLand(ソフトなし) |
\8,380 | RockValley |
\8,479 | TSUKUMO eX. |
\8,480 | OVERTOP |
\8,500 | クレバリー1号店(ソフトなし) WonderCity |
\8,780 | コムサテライト3号店 |
\8,980 | サトームセンパソコン館 PC isLand |
\8,800 | ぷらっとホーム |
\9,800 | 高速電脳 |
DVD-500MR(リテール版) | |
\9,800 | クレバリー1号店 ぷらっとホーム |
\10,300 | T-ZONE.PC DIY SHOP |
\10,799 | カクタソフマップ |
初値9万円台のDVD-RWドライブがついに5万円割れ
ヤマハのSafeBurn搭載ドライブも1万円を割る
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一方、同じPioneer製のDVD-RWドライブ「DVR-103」は12月になってとうとう4万円台に突入した。今回もメーカー側の価格改定とのことだが、11月2日の記事で従来の実売価格8万円台から一気の5万円台突入をお伝えしてからまだ1カ月しか経っていないのを考えるとただただ驚くほかない。現在のところ価格改定を確認できたのはOVERTOP(4万9800円)のみだが、クレバリー1号店やコムサテライト3号店など複数のショップが来週入荷分から新価格で販売するとしており、書き込み型DVDの主導権争いからいよいよ目が離せなくなってきた。
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またヤマハ製の内蔵型書き込み20倍速CD-RWドライブ「CRW2200E-VK」も土曜日になって価格改定。こちらも正式には来週からおよそ9800円程度まで価格が下げられる見込みだが、OVERTOPではすでに9524円で販売中だ。CRW2200E-VKはヤマハ独自の書き込みエラー防止技術「SafeBurn」を搭載する、現在でも十分第一線と言える製品。それが1万円を割り込んでしまったのだからお買い得と言えるだろう。
なお未確認ながら、来週にはリコー製のCD-RWドライブやコンボドライブの一部に価格改定が行われるという情報もある。すでに下がるところまで下がった感のあるCD-RWドライブだが、大手メーカの製品の値下げは、ボーナス商戦に新たな購買層を生みそうだ。
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