玄人志向から、DVD-RWドライブ「DVRW218-4624」がバルク版で登場した。玄人志向製のDVD-RWドライブは今回が初めてだが、いきなり2万9980円と3万円を割ってきた。
現在DVD+RWドライブがDVD+R/RWドライブへの移行を受け、処分の意味も込めて2万円台まで値崩れしており、書き込み可能DVDドライブで初というわけではないが、“-RW”の現行製品がここまで下がってきたのは感慨深い。8万~9万円の時期に購入した人は泣くに泣けない思いをしているかも?
ドライブ本体はパイオニア製「DVR-104」。いつもの玄人志向なら、そのままの名前で出てきそうなのだが、今回は冒頭で挙げたように、DVD-R書き込み最大2倍速以下、DVD-RW書き換え、CD-R書き込み、CD-RW書き換え、DVD-ROM読み込み、CD-ROM読み込みのスペックを並べた製品名となっている。そのためか、いつものサングラスの人がフキダシで「電話番号とちゃうョ」と断わりを入れていほどだ。 ところでよくよく見てみると、断り書き入り製品シールの下にうっすらといつもの製品シールが確認できる。つまり、わざわざいつもと違うイラストを用意してまで葉の換える必要があったわけで、なかなか意味深といえるだろう。
DVR-104。“/2”が付いているがその意味は不明。リージョンコードが“2”に固定されているのかもしれない |
同梱ソフトはライティングソフト「WinCDR 7.0 SE」、ソフトDVDプレーヤ「WinDVD 4」、ビデオ編集ソフト「Ulead VideoStudio 6 SE」、3Dタイトル作成ソフト「Cool3D 3 SE」。これまで「DVR-104」を採用した製品とはがらりと顔ぶれが変わっている。
ちなみにエスティトレード「DVRW-BT4」と比較するとパケットライティングソフトとDVDオーサリングソフト、CD/DVD統合ライティングソフトがなく、同じくエスティトレードの「DVRW-AT4」と比較するとパケットライティングソフト、DVDオーサリングソフトがなく、そしてパイオニアの「DVR-A04-J」と比較するとDVDオーサリングソフト、CD/DVD統合ライティングソフトがないということになる。
しかしその足りないソフトを補うように、高画質で定評のあるMPEGエンコーダソフト「TMPGEnc Plus 2.5」が付属していることは見逃せない。これまではダウンロード販売という形でしか流通していなかったものがバンドルソフトとして世に出たことで、「TMPGEnc」の今後の動きにも注目が集まりそうだ。価格はZOA 秋葉原本店で2万9980円、コムサテライト3号店で3万2480円、コムサテライト1号店で3万2500円。
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