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エレクトロニック・アーツ・スクウェア、FIFA公認サッカーゲーム発売記念でバーチャル日韓戦を開催

2001年11月15日 22時58分更新

文● 編集部 増田悦子

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エレクトロニック・アーツ・スクウェア(株)は15日、“Faderation Internationale de Football Association(国際サッカー連盟:FIFA)”公認サッカーゲーム『FIFA2002 ロード・トゥ・FIFAワールドカップ』の発売を記念して、ネットワーク対戦大会を開催、韓国と日本の渋谷のネットカフェを結んで日韓戦を行なった。

『FIFA2002 ロード・トゥ・FIFAワールドカップ』 (パッケージ)
『FIFA2002 ロード・トゥ・FIFAワールドカップ』 (c) 2001 Electronic Arts Inc. EA SPORTS and the EA SPORTS logo are trademarks or registered of Electronic Arts Inc. in the U.S. and/or other countries. All rights reserved. EA SPORTS TM is an Electronic Arts tm brand. Official FIFA licensed product. (c) 1977 FIFA TM. Manufactured under license by Electronic Arts Inc. Player names and likenessed used under license from The international Federation of Professional Footballers (FIFAPro). All sponsored products, company names, brand names and logos are the property of their respective owners.

同製品は、同社のスポーツゲーム『EA SPORTS』の最新作。2002年日韓共催の“2002 FIFA ワールドカップ”の公認サッカーゲーム。2001年から2002年のシーズンのデータで、欧州16ヵ国237のクラブチームと122ヵ国の代表チームを搭載している。ゲームは、ユーザー自身が、ボタンの強弱で、キックの強さを加減できるほか、天候の影響も受けるようになっており、水しぶきが飛び散るようなシチュエーションが見られるのが特徴。今回は、韓国のネットカフェ“PC房”と“Necca渋谷店”を動画中継のコミュニケーションツール“Vチャット”でつなぎ、ネットワークを利用した“日韓戦”を開催した。

日韓戦のイメージ
日韓戦のイメージ。赤のユニフォームが韓国、青のユニフォームが日本
日韓戦、キックオフ
日韓戦、キックオフ
ゴール前でのプレイ
ゴール前でのプレイ

“バーチャル日韓戦”に先立って、同製品のプロデューサーである恩田努氏は「ロード・トゥ・FIFAワールドカップの2002年度版は、正式にFIFAの公認であるため、データベースの部分で苦労した。欧州の有名選手はもちろん、サンマリノやキプロスの選手も全選手を実名、所属クラブチームで登録している。欧州と異なり、サンマリノやキプロスはチームがアマチュア選手で構成されており、普段は八百屋に勤務している選手もいたりするので、データベースの作成に苦労した。選手のデータベースだけで6000名はくだらないだろう」と述べた。ゲームの内容に関しては、「前作は、サイドからボールを上げて、ヘッドでゴールするというプレイがしやすかったが、今回は難しくした。ワンツーパスも可能になっているほか、ミドルシュートなども放てるので、前作以上に楽しめる」と続けた。また、日本代表のプレイヤーで注目してほしいプレイヤーはという質問に「中田選手はもちろん、小野選手にも注目してほしい」とし、バーチャル日韓戦では日本は勝てそうか、という質問には「韓国はゲームをプレイすることを職業としている人もいるので、かなり手強い。私自身も何度か対戦したが、勝ったことがない」と答えていた。

試合を行なう恩田氏(左)とプレス関係者
試合を行なう恩田氏(左)とプレス関係者(右)
ゲーム大会への一般参加者
ゲーム大会への一般参加者

“バーチャル日韓戦”は、“PC房”(PCバン)と“Necca渋谷店”(ネッカ)をVチャットでつなぎ、その模様を100インチのスクリーンで放映した。選手の動きに加え、筋肉の動き、髪の毛までが、選手のアニメーションに加わっているのが画面を通じてよく分かるほど。試合中、ゴールシーンやオフサイドシーンには、リプレイも入るほか、試合の実況には、TVでサッカーの実況中継を担当している鈴木克馬氏を、解説には、元日本代表の金田喜稔氏を起用しており、TVでサッカー中継を行なっているかのような臨場感がある。また、今回のイベントには、スポーツコメンテーターのみし奈昌俊氏を招き、ゲームの進行を実況した。来場していた一般の2名がチームを組み、プロデューサーの恩田氏とプレス関係者がチームを組み、2回戦行なったが、韓国に惨敗。試合中、ゴールしそうなプレイが出たときは、100インチのディスプレーで試合を見ていた観戦者から、歓声があがった。

プロデューサーの恩田努氏
プロデューサーの恩田努氏
ゲストのみし奈昌俊氏
ゲストのみし奈昌俊氏

なお、同社は今回のイベントのセッティングを行なったNeccaにおいて、今後も同様のゲーム大会などを開催していくという。定価は6980円だが、Neccaとコンビニエンスストアでは5980円で販売するという。対応OSは、Windows 95(OSR 2.0以降)/98/Me/XP。パソコンのほかに、プレイステーション2、ニンテンドーゲームキューブ対応のソフトも発売する予定。ゲームの操作はキーボードでも行なえるが、マイクロソフト(株)が販売しているゲームパッドプロなどのコントローラーも使用できる。

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