米Matrox Graphicsは、米Precision InsightがMartrox G400用の3Dグラフィックに対応したLinux版のドライバを開発する契約をしたと発表した。
Precision InsightはXFree86のX Server用ドライバの作成を専門にしているオープンソースのソフトウェアベンダー。
このドライバは、XFree86 4.0のDirect Rendering Infrastructure(以下DRI)に対応。また、同社がリリースした3Dグラフィックを使用したゲーム「QUAKE III ARENA for Linux」に収録されていた、Matrox G400用のドライバの機能がすべて含まれるという。
DRIはXFree86の次のバージョンである4.0で採用されている、3Dのハードウェアレンダリングを最適化する技術で、Precision Insightも開発に参加している。
また、Precision Insightはドライバのソースコードを自社のWeb Siteでオープンソースとして公開するという。リリースは2000年の夏を予定。