サイボウズとサイボウズ・メディアアンドテクノロジー、さくらインターネットの3社は協業し、シンクライアント環境のホスティングサービス「リモートスタイル」の付加サービスとして、サイボウズの大規模向けグループウェア「サイボウズ ガルーン2」をASPにより提供開始した。
サイボウズ ガルーン2のASPサービスを初めて提供開始
「リモートスタイル」は、サイボウズ・メディアアンドテクノロジ(以下サイボウズMT)のシンクライアント環境をホスティングサーバで提供するサービス。さくらインターネットの法人向けホスティングサービス「ビジネスホスティング」をもとに、顧客ごとに用意した専用のサーバにグループウェアやファイルサーバ、リモートからログインして利用するデスクトップ環境を構築。インターネットを介して利用するサービスだ。
今回このリモートスタイルのオプションとして、「サイボウズ ガルーン2」が追加された。同サービスでは、リモートスタイル専用のコントロールパネルでユーザー情報を一括管理し、他のアプリケーションと同一のIDとパスワードで利用ができるようにした。これにより、管理者の負担軽減を実現。また、最少1名からの申込が可能で、企業の規模を問わず手軽に利用できるようになった。
リモートスタイルの料金(税別)は、1サーバあたり初期費用が5万円。月額3万3500円。ガルーン2の利用には、1ユーザーあたり1000円の月額費用が追加となる。本ASPサービスは、サイボウズがアプリケーションの開発や改良、さくらインターネットがシステムの運用、サイボウズMTが販売を行なう。