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トレンドマイクロ、PS3向けウェブフィルタリングサービスの提供を開始

2007年11月08日 13時47分更新

文● 編集部 若林健太

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 トレンドマイクロ(株)は7日、(株)ソニー・コンピュータエンタテインメントの家庭用ゲーム機「プレイステーション3」(PS3)向けウェブフィルタリングサービス「トレンドマイクロ ウェブ セキュリティ for PS3」を8日に提供開始すると発表した。PS3のシステムソフトウェアバージョン2.00の一部として提供される。同サービスは試験提供として2008年4月まで無償で提供される。有償サービスへの移行時期や移行方法、料金は8日時点で未定。

 トレンドマイクロ ウェブ セキュリティ for PS3はPS3の対応言語と同じ16言語のユーザーインターフェースで提供される。同社によれば、家庭用ゲーム機向けウェブセキュリティーサービスとしてグローバル対応するのは初めてという。

サービスの説明画面

サービスの説明画面

 PSのインターネットブラウザーのメニューで同サービスをONにすると、アダルト、カルト/オカルト、ギャンブル、ハッカー/プロキシー回避システム、違法行為、違法薬物、酒/タバコなど特定のカテゴリーに分類されるウェブサイトへのアクセスがブロックされる。

 同サービスは、同社独自の「Webレピュテーション技術」(ウイルスデータやサーバーの登録年月日など、さまざな評価情報を基にウェブサイトの危険性を判断する)とURLフィルタリング技術を活用したもの。ドメインやIPアドレスを評価し即時性が高いというウェブレピュテーション技術のデータベースと、URLフィルタリングのデータベースの2つを用いることで、URLフィルタリングだけでは対応が難しい詐欺サイトなどへのアクセスもブロックするという。

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