マイクロソフトがXbox 360用の新作タイトル発表会「Xbox 360 Briefing 2007」を9月12日に恵比寿ガーデンホールにて開催。この発表会では20日から幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2007」に先立ち、Xbox360用の新タイトルや周辺機器などがお披露目された。
通常、この手のイベントは流通各社やプレス向けで一般ユーザーが参加することは、ほとんどないのだが、本発表会にはXbox360ユーザーが50人ほど招待されていた。
今回の発表会の司会進行を務めた、ホーム＆エンターテイメント事業本部長泉水敬氏
平日の日中開催にも関わらず、Xbox360のコアユーザーも参加。新情報が発表のたびに、ファンの間からは大きな歓声が上がっていた
各社が続々と新作を発表
タイトル紹介の先陣はミストウォーカー代表の坂口氏が務め、「ロストオデッセイ」のデモプレイをなった。すでに開発は佳境に入っており、開発状況は95%前後まで進んでいるということなので、12月6日の発売が伸びる心配はなさそうだ。
残念ながら「東京ゲームショウ2007」では試遊できず映像のみの出品となり、11月に改めて発表会が行なわれる予定となっており、実際に触ることができるのはもう少しお預けのようだ。
11月の発表会では、キャラクターデザインを手掛けた井上雄彦氏やシナリオ担当の重松清氏、豪華声優陣も登場予定
次なる発表は、9月27日に発売が迫った「Halo 3」。世界中で、すでに100万本以上の予約が入っており、東京ゲームショウ2007で試遊できるとのこと。また、すでに発表済みの情報だが「Xbox 360 Halo 3 スペシャル エディション」の紹介が改めて行なわれた。
このほか「PGR 4 - プロジェクト ゴッサム レーシング 4 -」「キングダムアンダーファイア：サークルオブドゥーム」「あつまれ! ピニャータ ～レッツ☆パーティー～」の3タイトルについて発表もあり「あつまれ! ピニャータ ～レッツ☆パーティー～」を2007年12月に発売するといった新情報も。
筆者も非常に注目しているHalo 3。公式のアクセサリ以外にも、フィギュアなどのライセンス商品なども発表され、期待は高まるばかりだ
続いてサードパーティーの新作タイトルの発表が行なわれ、バンダイナムコゲームスの期待の新作「エースコンバット6 解放への戦火」の新作トレーラームービーが上映された。この日に上映されたトレーラームービーは「東京ゲームショウ2007」で一般に公開されるものとのこと。
また、同社から今後発売予定の「ビューティフル塊魂」「ガンダム オペレーショントロイ」「スマッシュコートテニス3」「ガンダム無双インターナショナル」の4タイトルが開発中との発表が泉水氏から行なわれた。
続いてコーエーから「真・三國無双5」のトレーラームービーの上映、セガ、エレクトロニック・アーツ、コナミ、UBIソフトなどから、続々と新作が発売。最後にカプコンの「デビル メイ クライ4」の最新トレーラームービーの上映があり、泉水氏の発表は一旦終了した。
「アイドルマスター」などのヒット作を出しているバンダイナムコゲームス。Xbox360の国内シェアを伸ばすか否かは、この日に発売された作品の良し悪しがターニングポイントになる可能性が高いのではなかろうか
某社のハードで中心に活動してきたサーボパーティメーカーが、メインタイトルをXbox360でも発売することが決まり、新ハードのシェア争いは激化することが予想される
そして、この日が世界に向けての初めて発表されたのが、テクモの「NINJA GAIDEN 2」。トレーラームービーの上映に続いて、エグゼクティブ プロデューサー板垣氏が登場し、「Xbox360の初期作品『DOA 4』がナンバーワンの格闘ゲームとしていまだに高い評価を受けているように、本作品がアクションゲームのナンバーワンになることを目指して開発を行っている」と語った。
続いて、実機を使ったデモプレイが行なわれ、高い評価を受けた前作「NINJA GAIDEN」を凌駕するスピード感溢れるプレイの様子が伝えられた。
デモプレイの様子をお伝えできないのが残念なくらい、ハヤブサによって切り倒された敵の姿など、超リアル。東京ゲームショウに参加する人は、その目で確認してもらいたい
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