このページの本文へ

米オラクルが「Oracle Database 11g」を発表

2007年07月17日 21時23分更新

文● アスキービジネス編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

米オラクルは現地時間7月11日、リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)の最新版「Oracle Database 11g」を発表した。同10gの発表以来、およそ4年ぶりの新版発表となる。


自動化機能や災害対策機能などを強化


 「Oracle Database 11g」では、データベースやOSの定期的なアップグレード、ハードウェアとシステムの変更を行なう組織向けの自動化機能「Oracle Real Application Testing」を備えた。オラクルは「顧客によるIT環境において、統制され、かつコスト効率の高い迅速な管理を支援する初のデータベース」と説明する。

 また、本番環境でのパフォーマンスを改善し、システム障害やサイト全体にわたる災害からの保護を行なう「Oracle Data Guard」を用意。ひとつのデータベースに対して同時に読み出しと復元を行うことができ、レポート、バックアップ、テスト、および本番データベースへのローリングアップグレードの用途での使用を可能にする。

 このほか、データパーティション作業の自動化機能、構造化と非構造化の両方に対応した高度なデータ圧縮処理、過去のいずれかの時点の指定したテーブル中のデータを検索する「Oracle Total Recall」などの機能を搭載。誤った処理を取り消す「Oracle Flashback Transaction」、大規模なデータベースのバックアップと復元を支援する「Parallel Backup and Restore」、データベースを停止せずにパッチ適用を行なう「ホットパッチング」など可用性を高める機能も追加されている。

 さらに、画像、テキスト、あるいはXML、医療画像、3次元オブジェクトなどラージ・オブジェクト(LOB)を扱う「Oracle Fast Files」の搭載や、XML DBのパフォーマンス強化なども図られた。11gで追加される機能は400以上にも上るという。

 「『Oracle Database 11g』は顧客からの要望が強い主要な機能を搭載することによってオラクルのグリッド・コンピューティングの普及を加速するものであり、実際の現場で顧客が経験している現実の課題に対処する真のイノベーションだ」と、米オラクルのデータベース・サーバー技術担当シニア・バイスプレジデント、アンディ・メンデルソンはコメントしている。

 なお、日本オラクルではOracle Databese 11gの国内での展開予定について現在のところ未定としている。

■関連サイト

カテゴリートップへ

ピックアップ