米エヌビディア社(NVIDIA)は13日、ノートパソコン向けグラフィックスチップ(GPU)のハイエンド製品『GeForce 8700M GT』を発表した。DirectX 10対応やBD/HD DVD再生支援機能などを特徴とする。搭載するノートパソコンは、同日に(株)東芝から発表されている(関連記事)。
GeForce 8700M GTは、同社のDirectX 10対応ノート向けGPU“GeForce 8M”シリーズの最上位に位置する製品で、ハイエンドのノートパソコン向けのGPUとしている。ほかのGeForce 8Mシリーズ(8600M、8400M)などと同様に、統合シェーダーアーキテクチャーを備え、DirectX 10およびShader Model 4.0に対応する。
また、“PureVideo HD”機能によるH.264形式のデコードアクセラレーションが可能で、「HD DVDやBlu-rayディスクによる優れたビデオ再生を実現する」としている。
