このページの本文へ

NVIDIA、ノート向けGPU“GeForce 8M”を発表

2007年05月09日 23時41分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

米エヌビディア社(以下NVIDIA)は8日、DirectX 10に対応する初のノートパソコン向けグラフィックスチップ(GPU)“GeForce 8M”シリーズを発表した。“GeForce 8600M”シリーズ2製品と“GeForce 8400M”シリーズ3製品が発表されている。

『GeForce 8600M GT』

『GeForce 8600M GT』のチップイメージ写真

GeForce 8Mシリーズは、ノート用としては初のDirectX 10世代GPU。デスクトップパソコン用のGeForce 8x00シリーズと同様の統合シェーダーアーキテクチャーを備え、DirectX 10およびShader Model 4.0に対応する。ラインナップは、GeForce 8600Mシリーズが『GeForce 8600M GT』と『GeForce 8600M GS』、GeForce 8400Mシリーズは『GeForce 8400M GT』『GeForce 8400M GS』『GeForce 8400M G』が発表されている。主な仕様は以下のとおり。

GeForce 8600M GT GeForce 8600M GS GeForce 8400M GT GeForce 8400M GS GeForce 8400M G
ストリームプロセッサー 32 16 16 16 8
コアクロック(MHz) 475 600 450 400 400
シェーダークロック(MHz) 950 1200 900 800 800
メモリークロック(MHz) 700 700 600 600 600
最大メモリー容量 512MB 512MB 512MB 256MB 256MB
メモリーインターフェース 128bit 128bit 128bit 64bit 64bit

また、ビデオアクセラレーション機能である“PureVideo HD”も搭載。Blu-rayディスクやHD DVDなど、フルHD品質のH.264のデコードアクセラレーションを実現するとしている。

GeForce 8600Mを搭載する製品としては、すでに(株)東芝が『Qosmio G40/97C』(関連記事)を発表している。またNVIDIAの広報発表文では、米ヒューレット・パッカード社のノートパソコン『HP Pavilion dv9000t』も採用製品として名前が挙げられている(本稿掲載時点で日本では未発表)。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン