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dynabookの堅牢性テスト現場の写真も見せちゃうぞ!!

青梅の青い青い空の下で――東芝の堅牢モバイルPC“RX1”の巧み

2007年06月05日 21時13分更新

文● 編集部 橋本 優

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キーボード部

キーボード部

RX1のキーボードの下には防水フィルムが配置されている。これにより、水はもちろん、コーヒーや炭酸飲料といった液体でも100ccまでなら、キーボード上にこぼしても支障をきたさないようになっているという(ただし動作を保障するものではない)。

キーボード(上)と防水シート(下)

キーボード(上)と防水シート(下)

過酷なテストを耐え抜いて生まれたRX1

このように、堅牢性に関しての工夫はかなり考えられており、東芝も自信を見せている。そして、その自信はの裏側には、RX1が厳重な評価試験を経て開発された、という事実がある。青梅事業所内には下記のような様々なパソコン用評価設備が整っており、これらのテストを耐え抜くようにRX1は開発されている。

キーボード打鍵テスト

キーボード打鍵テスト。人間の指先に近い弾力性の素材を先端部に取り付けた機械で、キーボードの打鍵耐久性をテストする

ディスプレー開閉テスト

ディスプレー開閉テスト。連続で開閉を実施し、ヒンジのトルク低下や部品の破損がないかをチェックする

パームレスト加圧テスト

パームレスト加圧テスト。連続で小刻みに振動を加えることで、タイピングしている時のような状況を作り出し、パームレスト下にあるHDDや光ドライブに影響がないかをチェックする

高加速寿命試験(HALT)装置

高加速寿命試験(HALT)装置。箱の中で不規則な振動を加えつつ、-20度から60度まで一気に温度を変化させる。冷却には液体窒素を吹き付けていた

このほかにも、ディスプレーを強く閉じたときに液晶パネルやHDDが損傷しないかをチェックする“ディスプレー衝撃テスト”や、ディスプレー周囲のフレームや天板(ディスプレー背面)において、1部分に力がかかっても影響がないかを調べる“1点加圧”テスト、静電気 の影響を確認する“静電気試験”など、さまざまな検証が行なわれたという。RX1はまさに、これらの設備によって鍛え上げられた屈強なマシン、とも言える。

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