このページの本文へ

さくさくUbuntu!買ってね特別デスマッチ

高速起動OSの頂上対決!Ubuntu9.04 v.s. Moblin

2009年05月28日 19時00分更新

文● 村田信人(ブログ『ubuntu smash』)+編集担当S

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

Moblinのダウンロードから起動まで

 では実際に起動までの手順を解説していきます。 しかしまだbetaの段階であり、既知の不具合も多く、自己責任のもとで使用してください。

公式に起動が確認されているNetbookは以下の通りです。

  • エイサー Aspire One (ZG5)
  • ASUS EeePC 901、1000、 1000H
  • デル Inspiron 910 (Inspiron Mini 9)
  • MSI Wind
  • レノボ S10
  • サムスン NC10
  • HP mini 1010 and 1120NR (有線LANのみ)

 まず、ダウンロードページからimgファイル(約670MB)をダウンロードします。

 imgファイルということで、インストール用のライブUSBメモリーを作成する手順は、Ubuntu Netbook Remixと基本的に同じです。

 Ubuntuを使っている場合はSynapticパッケージマネージャで「usb-imagewriter」を検索してインストールします。「アプリケーション」→「アクセサリ」→「ImageWriter」から起動します。

 「Write Image」の項目でダウンロードしたimgファイルを選択してから、書き込み先を選択します。選択したUSB機器はフォーマットされ、元のデータはすべて消えてしまうので注意してください。USBメモリーは容量が1GB以上のものが必要です。

imagewriter

書き込むimgファイルを選択してから、書き込み先を選択する。書き込み先のUSB機器はフォーマットされてしまうので注意深く選びたい

 ImageWriterで上手く書き込めない場合は、端末からの操作になりますが、moblin公式ページにあるPythonスクリプトを試してみてください。もちろんWindows版の書き込みソフトもあります。

 USBメモリーから起動するとメニューが現れ、「Boot」を選択するとインストールをせずにMoblinを試すことができます。実際にインストールしたい場合は「Boot and Install」を選択してください。インストール後にはMoblinの起動速度が体験できるようになります。

grub

起動メニュー。試したい場合は「Boot」を、インストールしたい場合は「Boot and Install」を選択

anaconda

インストーラは、Ubuntuで使われているUbiquityではなく、Fedoraで使われているAnacondaが採用されている

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン