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行っとけ! Ubuntu道場! 第28回

~師範、仮想化ソフトって一体何なの?~

2010年10月07日 16時00分更新

文● hito(Ubuntu Japanese Team) イラスト●瀬尾浩史

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清く正しい(?)チームリーダー 小林準

日本語入力とラノベは俺に任せろ あわしろいくや

サーバーと交渉ごとに暗躍する hito

Ubuntuもいいけど、でびあんもね! やまねひでき

GUIなんて飾りと言い切るEmacsist ミズノ(水野源)

マンガ『うぶんちゅ!』作者&挿絵担当 瀬尾浩史

期待の新人、pores_nこと村田信人。ASCII.jpでは過去にUbuntu対Moblin記事を書いてくれてたりする

あわしろいくや:さて道場の収録ですな! とっとと収録を終えて10.10向けの作業をしたいところですが……。

ミズノ:現実にログインしてくるのはめんどくさいお……。

小林:お疲れさまです。

ミズノ:手早く終わらせてFF14のランク10クエストをしたいところです。

瀬尾浩史:ミズノさんがFF14廃人になってるペン。

やまね:同じ「10」でも、なんかまるで違う……。

hito:まあミズノさんの住居はFF14の中にありますからねぇ。

編集S:そうなのか。わざわざ収録のために現実にログインしてきてくれた、と。ご苦労。

瀬尾浩史:編集Sさんが全力でスルーどころか、ネタを返してくるようになってきたペン。だいぶ染まってるペン。

村田:ミズノさん、昼夜逆転どころか、昼も夜もエオルゼアで冒険中らしいで味噌。

編集S:Twitterでの活動時間からして、そういう味噌は夜起きて昼寝てるだろう……。

村田:ぎくぅなので味噌。

やまね:原稿を書く側の生活リズムも掌握して、サボってそうだったらツッコむ、と。編集者って大変な職業だなぁ。

瀬尾浩史:ネトゲで原稿が遅れたりなんかするとバレるのですペン。油断してると、ゲームの中まで追いかけてきて原稿取り立てられたりするペン。

編集S:もっともセオペン先生の場合はそこまでしなくても自主的に〆切りを守って頂けるわけでして。

瀬尾浩史:えっへんなのペン。

小林:編集者って、恐ろしい職業ですね……。

編集S:24時間、常に原稿を取り立てますが何か?

hito:まあ、24時間エオルゼアで冒険を繰り広げているミズノさんもたいがいヤバげですが……。

ミズノ:ちゃんと、たまに現実世界にログインしてきて食事して睡眠とって、ビール飲んだらログアウトしてますよ!

やまね:ここに完全な廃人が。

小林:MMORPGって恐いですね……。

hito:ということで、仮想の世界に生きてるミズノさん、仮想化ソフトウェアについて語っていってください。

ミズノ:らじゃー。うちのFF14たいけ……んじゃなかった、PCの実験環境について語ればいいんですね!

瀬尾浩史:説明しようペン。ミズノさんが「FF14たいけ」ぐらいまで口走った時点で、ハリセンを振り上げた匿名の編集者さんがいたのペン。恐ろしいので名前は特に秘すペン。

村田:名前を隠している意味がまったくない気がするで味噌……。

あわしろいくや:危険回避しないと、あのハリセン体験は死ねますからな。

瀬尾浩史:ということで、仮想化の話をするペン。おすすめの仮想化ソフトウェアは何、とかそんな話なのペン?

ミズノ:VMwareはもう飽きました……。

編集S:いや、ちょっと待つように。そもそも「仮想化」って何、というところから話を始めて頂きたい。

瀬尾浩史:おお、編集Sさんが珍しくマトモなツッコミをしているペン!

編集S:いや、待てそこのペンギン。人をおかしなキャラクター扱いするな。

hito:今日の瀬尾ペン先生、死亡フラグを立てるのに熱心ですねぇ……。

村田:また見事に脱線してるので味噌。

あわしろいくや:ナイスなツッコミですな!

瀬尾浩史:話を戻して、と……。「仮想化」ってそもそも何ペン?

小林:PC関連の業界では、「物理的なハードウェアを、複数の論理的なリソースに見せかける」みたいな位置づけですね。たとえば、「1台のPC上で、2つのOSが同時に実行できるようにする」技術は大抵仮想化と呼ばれています。

編集S:えーと、日本語でOK?

ミズノ:1台のマシンで2個のOSを動かせます、ってところが重要ですね。

hito:仮想化は「virtualization」の訳語ですね。「virtual」の名詞形。……辞書的な「virtual」は、「事実上そんな感じ」といった意味があります。首相とかが「強く責任を感じ、進退を明日発表する」とか言った場合は「virtually announced」とか言われますね。

やまね:あとvirtualには、「ほぼ」とか「ほとんど」みたいな意味もありますね。

ミズノ:ポイントは「ホンモノと同じように扱える」ってことですね。

小林:ミズノさんがFF14の世界に生きてるのと同じ、と。

編集S:うーんと、「ソフトウェアで、実質的にハードウェアと同じものを作ってくれる」ぐらいの認識でOK?

ミズノ:そんな感じですね。

瀬尾浩史:こと仮想化ソフトウェアの普通の扱い方だと、「PCのフリをしてくれるもの」みたいな理解でもよさそうな気がするペン。

編集S:ふーむ。具体的に何が嬉しいの、というところは次のページでやってもらおう。


(次ページへ続く)

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