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こだわり部隊の本音「ジサトラ 完全版」 第50回

Core i5-655K対Core i7-7700KでわかったiGPUの性能向上

Clarkdaleから7年、インテルのCPU内蔵GPUはどのぐらい性能が上がったの?

2017年08月08日 17時00分更新

文● ジサトライッペイ/今週の研究員

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Core i5-655K搭載PC。マザーボードはIntel H55チップセットを搭載する「H55-GD65」を使用。PCI ExpressもUSBもSATAもリビジョンはすべて2.0。時代ですなぁ

 どもどもジサトライッペイです。インテルのCPU「Coreプロセッサー」のメインストリームモデルは今でこそ内蔵GPU(以下、iGPU)が当たり前ですが、初めて実装されたのは2010年に発表した開発コードネーム「Clarkdale」からになります。今から7年も前なんですね。Clarkdaleは前々回レビューしたLynnfieldと同様、Nehalemアーキテクチャーを採用した初代Coreプロセッサーです。正確に言えば、Lynnfieldなどの45nm製造世代を32nmにシュリンク「Westmere」がベースのCPUなんですが、iGPUの型番も「Intel HD Graphics」とブランド名だけになります。いやー、「お初」って感じがビンビンしますね。

 そして、今でこそGPU部はCPUコア部のダイと統合されてますが、この頃はまだMCM(=Multi Chip Module)実装でした。もちろん、実装形式としてはMCMでダイが分かれているよりもひとつのダイに収めたほうが性能のロスも少ないわけで、性能もご愛嬌って感じでした。では、どの程度“ご愛嬌”だったのか。最新世代の第7世代CoreプロセッサーのiGPUと比べてみましょう。

ジサトラ完全版:今週の研究員

ジサトライッペイ
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