VRアダルト最前線 第7回
推奨プレイヤー涙目の知られざる動画視聴方法を発見!
「ポケットVR」のエロVR動画を裏ワザでGear VRを使ったら高画質視聴で激ヤバ【アダルトご注意】
2016年08月06日 17時00分更新
編集部から:この記事には、アダルト向けコンテンツの紹介が含まれています。不快と感じる方の閲覧は推奨しておりません。
一緒に売ってるPico 1をチェック
アダルトVRの世界へようこそ。VR+アダルトに未来を感じる変態紳士、自称VRアダルティストのハッチです。この連載の1回目に紹介した、6月12日に秋葉原で開催された「アダルトVRフェスタ01」。そこで、発表されていた「ポケットVR」がついにアイ・カフェグループ店舗およびラムタラグループ店舗などにて販売が開始されました。
ポケットVRはQRコードが印字されている紙のカード形式で販売されています。QRコードを対応プレイヤーのQRコードリーダーで読み取ることで、VR動画をダウンロードできます。今まで、アダルトのVR動画は「Adult Festa VR」(注意:18禁サイトに遷移します)にて、ダウンロード販売されていましたが、ポケットVRなら実店舗で手軽に現金購入ができます。
店舗ではポケットVRを視聴するための機器として、中国のPico Technology社のVRヘッドセット「Pico 1」もポケットVR、1タイトルとセットで1万5984円で販売されています。
Pico 1は本体右側面からスマホの固定用ケースをスライドさせて入れて使用します。対応スマホはiPhone 6またはAndroid 5.0搭載の5~6インチのスマホです。
Pico 1は独自機能もあり結構優秀
Pico 1はスマホとBluetoothで接続すると、スマホの音声がイヤホンジャックから再生され、タッチパネルで専用アプリの操作が可能になります。ポケットVRの動画を再生するには、使用する端末がiPhoneの場合は「VRX Media Player」、Androidスマホの場合は「PicoPlayer」が必要です。今回は、Galaxy S7 edgeを使用したのでPicoPlayerをGooglePlayからダウンロードしてインストール。次にPico 1の電源ボタンを長押し、点滅したらPicoPlayerの「BlueTooth接続」を選び、Bluetooth接続機器選択画面でPico 1を選択し、スマホと接続します。
編集部から:この記事には、アダルト向けコンテンツの紹介が含まれています。不快と感じる方の閲覧は推奨しておりません。
動画は「QR読取」からポケットVRのQRコードを読み取ると、自動的にダウンロードされます。動画がダウンロードできたら「動画保存先」を選択すると、自動的に端末内の動画をアプリが探すので、そこからダウンロードしたポケットVRの動画を選べば再生することができます。
動画が再生できたら、あとはPico 1を被って楽しむだけです。VRヘッドセットというと、段ボールでつくられた1000円前後の「ハコスコ」や「Google Cardboard」、プラスチック製の数千円のモノまで幅広くありますが、どれもイヤホンはスリットから入れてスマホに直接挿したり、画面操作には別途Bluetoothのコントローラーが必要だったりします。
しかし、Pico 1はタッチパネルで動画の早送りや巻き戻し、再生、停止が行なえます。Galaxyシリーズのみ対応したサムスンの「Gear VR」でも同様の操作が可能ですが、Pico 1ではスマホとBluetooth接続しているため、本体のイヤホンジャックから直接音が再生でき、マイクを搭載し、動画視聴中に電話が鳴っても、電源ボタンを押して電話に出て通話をすることも可能と、Gear VRでは行なえない機能も搭載。また、Gear VRではできない、動画再生中のボリュームコントロールにも対応します。
また、スマホの外部カメラを使って、Pico 1を被りながら外の映像を見ることもできます。Gear VRでも同じような機能がありますが、一度メニュー画面を表示してから機能を呼び出す必要があるほか、画面の一部に小さくウィンドウが表示されるモノで、やや見づらいものでした。一方、Pico 1は電源ボタンを押すとすぐに機能が起動し、画面6割ほどに大きく外部の映像が表示されるため、ちょっとモノを取ったりするのもラクに行なえました。ただし、Bluetooth接続のためか遅延が発生するため、首を振るとやや遅れて外部映像が表示されていました。
と、ここまで良いところを並べましたが、残念な部分もあります。スマホ固定用のケースには上下左右のガイドが付いていて、目視でおよそ中央にセットすることで、瞳孔間距離を適切に調整できますが、シーンによってはやや人物がブレたりする場面がありました。また、人物の輪郭にギザギザのシャギーのようなモノも見えました。一方、Gear VRの場合は同じ映像を再生しても、映像の鮮明さはほぼ同じですが輪郭にシャギーのようなものはなく、シーンによって人物がブレるようなこともなく快適に表示されていました。また、映像にあった距離間がきっちりと表現されているようで、Pico 1よりも映像の一体感があり、臨場感が高いように感じました。
おそらく、Gear VRはGalaxyシリーズと対応スマホを限定することで、映像の見え方の調整が厳密に行なえているため、このような差が生まれたのでしょう。また、Gear VRはマイクロUSBで直接スマホと接続するため、Bluetoothで接続するPico 1よりも遅延がでにくいというメリットもあるのでしょう。とはいえ、必ずしも持っているスマホがGalaxyという人もいないと思うので、Gear VRに対応するGalaxyシリーズを購入する予定がない人は、Pico 1の購入を検討すると良いでしょう。ワンオフの機能はおもしろので買って損はないでしょう。
ちなみに、Pico 1は同社のPicoVRを使うことで、360度動画や50を超えるVRゲームが楽しめるとしていますが、国内のローカライズが行なわれていません。現状は360度動画を視聴するPicoPlayerのみ使用できます。ネットから中国版のPicoVRのAPKファイルを落として試してみましたが、とある有名ゲームのパクリ映像やデモレベルのゲームなど、なんか中国だなぁ~といった雰囲気。女の子が出てくる映像もありますが、ちょっとセクシー系な感じ。ちなみに、日本の端末に合わないだけなのか、タッチパネルは反応しませんでした。
さて、映像の違いを聞くと気になるのは、ポケットVRの動画はGear VRで視聴できないの?ということ。早くからVRに興味を持っていたり、Galaxy S7 edgeの発売に合わせて、ドコモやauが予約をするとGear VRを後日貰えるキャンペーンを行なっていたので、Gear VRが実は手元もあるんだ!という人も少なからずいるはず。しかし、Gear VRの場合、Galaxyを接続するとOculus Storeが自動的に起動し、Store内のVRコンテンツのみ楽しめる仕様となっています。つまり、PicoPlayerをGear VRで使うことはできないのです。そこで、今回Gear VRでポケットVRが視聴できないか試してみました。
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