アップルが取り組んでいるとうわさの新しい「Vision Pro」は、2028年後半から2029年初めに登場する可能性がある。米メディアBloombergのMark Gurman記者が9月27日のニュースレターで報じた。
Gurman記者によると、アップルは以前うわさのあった「Vision Air」(開発コード名N100)と同じようなコンセプトを持つ新しいプロジェクトに取り組んでいるという。
新しいプロジェクトの開発コード名は「N224」で、N100と違って「必ずしも低価格モデルを狙ったものではない」とみられている。むしろN224は現行のM5搭載Vision Proの後継機にあたる可能性があり、フラッグシップ級の体験を保ちながら価格が下がる可能性もあるそうだ。
登場時期について、Gurman記者は2028年後半から2029年初めになる可能性があると報じている。ただし、いまのところこの新バージョンは「比較的初期の段階」にあるらしく、その時期はあまり定まっていないように思える。
なお、Gurman記者によるとアップルは現在4つのコンセプトを検討しているという。そのうち1つは最近発表されたMetaのVRグラスに近いもので、処理を担う部品とバッテリーを本体から外し、「puck(パック)」と呼ばれる外付けのユニットに移す方式だそうだ。しかしこの方式についてアップルの一部の幹部はあまり好んでおらず、「一体型に近い設計を続けるべきだ」と考えているとのこと。
ちなみに比較に出てきたMetaのVRグラスは米メディアuploadvrが9月23日、価格は1300ドル(約20万円)、重さは100グラムで、クアルコムのSnapdragon Reality Eliteを載せたパックにケーブルでつないで動く仕組みだと報じている。
Gurman記者はこのMetaのVRグラスについて、同じニュースレターで「アップルがVision Proシリーズとして作るべきだった製品だ」と論じている。つまりはすでに低価格のライバル製品がある、とも言える。
現行のM5搭載Vision Proは米国で3499ドルからだ。Vision Proの登場はまだ先になりそうだが、軽さと価格をどこまで両立できるのか、とくに1300ドルにどれだけ近づけられるのかが鍵を握りそうだ。
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