Electronic Materials Office Limitedは、フルメカニカルキーボード「Altar II」を発表した。英国ロンドンを拠点とする同社が手がける本機は、厚さわずか4.75mmの薄型筐体に、メカニカルスイッチ、ハプティックフィードバック、内蔵スピーカー、マグネット着脱式のM-Dial、赤色LEDバックライトを凝縮した製品だ。予約は公式サイトで受け付けており、予約金は1米ドル、予約者限定価格は249米ドル、Kickstarterでの一般向け価格は279米ドルから349米ドルとなる見込みだ。Kickstarter公開は11月10日、配送は2027年初夏を予定するという。
Altar IIの特徴は、薄型でありながらフルメカニカルな打鍵体験を実現している点にある。1.8mmのキーストロークを採用し、ロジックボードとモノボディの間にダンピング膜と大型エラストマー製フットパッドを組み合わせたInertial Damperを搭載することで、打鍵音と振動を抑えたという。さらに、BluetoothとUSB-C接続に対応し、macOS向けのネイティブアプリSanctuaryでは、キーマッピングやハプティクス、バックライト、サウンド音量の調整、アプリごとのショートカット作成が可能だ。
機能面では、着脱式のM-Dialが目を引く。回転操作に加えて押し込みにも対応し、音量調整やメディア操作を行えるうえ、リアルタイムのハプティックフィードバックでクリック感を再現する仕様だ。標準タイプとロープロファイルの2種類が同梱され、追加形状の展開も予定される。さらに、長波長の赤色LEDを使うNiteLiteバックライトや、2分のUSB-C急速充電で最大2日間使えるとするバッテリー性能も備える。WindowsとLinuxにも対応しつつ、Mac向けに最適化した設計を前面に打ち出している点も特徴だ。
製品の素材選定でもサステナビリティを意識しており、キーキャップには再生プラスチックを50%以上含むREGENポリマー、筐体にはリサイクル可能なアルミニウム無垢材を採用するという。パッケージはプラスチックフリーで、紙製カートンと包装材、生分解性のサトウキビパルプ製ケースで構成される。Altar IIは、初代Altar Iの後継機として、デザイン性と実用性を両立したプレミアムキーボードを求めるユーザーに向けたモデルだ。
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