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AIが書く文章に「見えない透かし」 Anthropic、全世界で導入へ

2026年08月12日 12時20分更新

文● G.Raymond 編集●ASCII

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 Claudeが書いた文章に、人間には見えない「透かし」が入るようになる。

 Anthropicは8月11日、Claudeが生成するコンテンツに機械で読み取れるマークを組み込む方針を明らかにした。EU AI Act(AI法)への対応の一環。対象は通常のClaudeだけでなく、Claude CodeやAPIなどにも及び、全世界で導入される。

 透かしは文章そのものに組み込まれる。コピー&ペーストしても引き継がれ、一部の編集後にも残る可能性がある。画像には、C2PA規格に基づくデジタル署名付きの来歴情報も付加するという。

 一方、Claudeを使ったからといって必ず判定できるわけではない。大幅な書き換えや翻訳、短すぎる文章などでは透かしを検出できない場合がある。逆に透かしが見つかっても、Claudeが最初から文章を書いたとは限らず、人間の文章を校正や翻訳しただけでもマークがつく可能性がある。 

 気になるのは生成品質への影響だ。Anthropicは透かしについて「意味、品質、読みやすさは変わらない」としているが、詳細な技術資料は今後公開するとしており、現時点では第三者が透かしによる影響を十分に検証できる段階ではない。

 特にClaude Codeでは、自然な文章だけでなくコードにも透かしが入ることになる。透かしが単語や記号の選択に介入する仕組みであれば、文章表現やコード生成に影響が生じる可能性はある。特にコードは一文字の違いでも動作が変わってしまうため、本当に品質に影響がないかどうかは、技術仕様やベンチマークを確認する必要がありそうだ。

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