世界最大級のオーディオブックサービスを展開しているAudible。日本でのサービス開始から11年目を迎え、さらなる飛躍を目指している。
2026年5月28日に開催されたプレスイベントでは、最新の利用動向や今後のラインナップ、豪華ゲストを招いたトークセッションを通じて「聴く読書」が日本のライフスタイルに深く浸透しつつある現状をアピールした。
「聴く読書」を提供するAudibleとは?
Audibleはアメリカで1995年に誕生。世界で初めてデジタルオーディオブックの市場に取り組んだパイオニアであり、「聴く読書」という新しい文化の創出を理念に成長を続けてきた。2008年からはAmazonグループに参画し、サービスを世界規模に展開。現在では90万冊以上の作品を揃える世界最大級のオーディオエンターテインメントサービスへと成長を遂げている。
日本向けのサービスは2015年に開始された。2022年には「聴き放題プラン」を導入し、より多くのユーザーが気軽に作品に触れられる環境を整備した。さらに、2025年には音楽サブスク「Amazon Music Unlimited」との連携も発表し、Amazon Music Unlimitedの契約者であれば、毎月1冊ぶんのタイトルを何度でも聴けるようになっている。
直近の実績としては、2025年のオーディオブック総再生時間が全世界で約60億時間に達した。「聴く読書」が世界中で定着していることを示すファクトと言えるだろう。
イベントに登壇したAudible カントリーマネージャーの逢阪志麻氏によると、2026年の事業戦略は「ラインナップ強化」「利用層の拡大」「認知拡大と利用促進」の3点がポイントになるという。同社では人気作品のオーディオブック化にとどまらず、書籍との同時リリースや「オーディオファースト」と呼ばれるAudibleで配信することを前提に執筆された作品の提供も増やしている。
また、2000年代に人気となった韓流ドラマ作品『天国の階段』を若手俳優5人のマルチキャストで提供するなど新しいユーザー層を取り込める仕掛けを作ったり、渋谷のUPLIGHT COFFEEに期間限定(5月25日~31日)で開設したAudibleカフェで日替わりテーマの作品、トークショーの開催といった施策を実施したりして、Audibleに人々が接触する機会を増やしている。
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