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インターネット30年の歴史は“AI物語”の序章にすぎない? 前LINEヤフー会長・川邊健太郎氏が初書籍

2026年05月26日 09時45分更新

文● G.Raymond 編集●ASCII

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 インターネットを復習すると、AI時代の予習になる。

 東洋経済新報社は5月26日、前LINEヤフー代表取締役会長の川邊健太郎氏による初の著書『7つの激変 いかがわしい者たちが主役の「インターネット産業」30年史』の予約販売を開始した。発売日は6月24日、定価は1980円だ。

 日本のインターネット産業が通ってきた30年がテーマ。検索、SNS、動画、通販、広告、文化、起業という7つの変化を軸に、かつて「いかがわしい」と見られた技術や若者たちが、いかに社会の中心へ入り込んでいったのかをたどる。

 川邊氏は1974年生まれ。青山学院大学在学中の1995年に電脳隊を設立し、2000年にヤフーへ入社した。その後、Yahoo!モバイル、Yahoo!ニュース、GYAOなどに関わり、2018年にヤフー代表取締役社長CEO、2023年にLINEヤフー代表取締役会長に就いた人物だ。

 孫正義氏、三木谷浩史氏、藤田晋氏が推薦者として名を連ねる。ネット産業を外から語る本ではなく、まさにその中心で当事者として動いてきた人たちの記憶に近い本と言える。

 おもしろいのは、単なる回顧録ではなく、インターネットの歴史をAI時代の“序章”とみなしている点だ。ただインターネットの成功譚を振り返るだけではなく、次の主役がAIに移る局面で、過去の混沌をどう読むかという内容でもある。

 ネット産業の30年は、きれいな計画によって積み上がった歴史ではなかった。むしろ、変な人たちが変な場所で試し、あとから社会が追いつくという歴史だった。本書が投げかけるのは、AIもまた同じ道を通るのか、という問いかけだ。

 かつてバブルを作ったインターネットという熱狂の正体を見つめなおすことは、AIという次のカオスに入るための足場になる。本書の価値は過去ではなく、これから訪れる未来にある。

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7つの激変: いかがわしい者たちが主役の「インターネット産業」30年史

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