LEVEL-M8AM-LCR98D-XKMXB-Limited Edition [RGB Build]をレビュー
待望のGeForce RTX 5090 Founders Edition搭載ゲーミングPCが登場!CPUはRyzen 7 9800X3Dでミニタワーでも性能は怪物級、生成AIでも強い!
2026年05月20日 10時00分更新
4Kディスプレー×3台でも勝負できるGeForce RTX 5090の極限性能
ここからは実際のゲームタイトルを用いて、LEVEL-M8AM-LCR98D-XKMXB-Limited Edition [RGB Build]のゲーミングパフォーマンスを探っていこう。今回用意したゲームタイトルは次の通り。
「Call of Duty: Black Ops 7」(以下、CoD: BO7):人気FPSタイトルの最新版。動作は中量級。
「ARC Raiders」:大人気のPvPvE脱出シューター。最新のグラフィックス技術も用いられているTPSタイトル。動作は中~重量級。
「サイバーパンク 2077」:発売後も常に最新グラフィックス技術に対応してきたオープンワールドアクションRPG。動作は重量級。
「F1 25」:F1レースを再現したタイトル。最新グラフィックス技術も貪欲に取り入れており、パストレーシングにも対応。動作は中~重量級。
「Microsoft Flight Simulator 2024」(以下、MSFS 2024):最先端のシミュレーションで構築された圧倒的なディテールの世界を飛び回れるフライトシミュレーター。動作は中~重量級。
いずれのタイトルも解像度は1920×1080ドット(フルHD)、2560×1440ドット(WQHD)、3840×2160ドット(4K)の3パターンで計測。画質設定は基本的に用意されているプリセットなどから最高のものを選択しており、ゲームの種別によってDLSSやフレーム生成で調整を行っている。
ARC RaidersとMSFS 2024ではフレームレートの計測に「CapFrameX」というアプリを使用。平均フレームレートのほかに、データ全体を100分割して最小値から1%の数値を「min(1%)」とし、これを最小フレームレートの代わりに記載している。
1本目はCoD: BO7。画質設定はプリセットから「極限」を選択し、アップスケーリングには画質優先の「DLAA」を指定。フレーム生成(DLSS FG)は無効としている。ゲームに付属するベンチマークモードを使用してフレームレートの計測を行い、ベンチマーク結果から平均フレームレートと下位1%の数値を抜粋。
おおよそ最も高画質で重たい設定にしているが、フルHDとWQHDでは下位1%も100fpsを大きく上回っており、プレイに支障はまったくなさそうだ。4Kではさすがに下位1%が100fpsを割ってしまったが、それでも60fps以上はキープしていて平均フレームレートも約120fpsなので快適にプレイできるだろう。
さらにフレームレートを稼ぎたい場合は、DLSS設定を調整することで、さほど画質を損なうことなくフレームレートを上げられるだろう。とはいえ、DLSSなしでこの成績ならフレーム生成の必要性はあまり感じない。
2本目はARC Raiders。グラフィックス設定は「視界:70」「モーションブラー:オフ」「グローバルイルミネーション:ダイナミック-エピック」「全体的品質水準:エピック」「視界距離:エピック」「DLSS:DLAA-トランスフォーマー」「フレーム生成:オフ」とした。練習場で移動、射撃、投擲を決まったパターンで繰り返した際のフレームレートを計測。
フルHDおよびWQHDではmin(1%)も100fps以上をキープしており、最高画質設定でも快適にプレイできることがわかった。4Kになるとmin(1%)の100fpsキープは難しくなるが、それでも60fps以上をキープしているのでスムーズなプレイが期待できる。DLSSを利用すれば、画質を極力維持しながらフレームレートを向上させる余地も残されている。
3本目はサイバーパンク 2077。ゲーム内ベンチマークからパフォーマンス計測を行う。本作は発売以後も、常にグラフィックスエンジンの改良を継続しており、現在はマルチフレーム生成(DLSS MFG)にも対応している。
画質設定はクイックプリセットから「レイトレーシング:オーバードライブ」を選択。パストレーシングも使用する一番高画質かつ最も重たいプリセットだ。マルチフレーム生成(MFG x4)も有効化し、ベンチマークを実施した。
DLSS MFG(x4)のマルチフレーム生成が有効に働き、全体的にとても高いフレームレートを記録した。GPU性能やビデオメモリー容量が不足していると、4Kの高負荷条件ではマルチフレーム生成が不安定になり、最小フレームレートが極端に落ち込むこともあるのだが、LEVEL-M8AM-LCR98D-XKMXB-Limited Edition [RGB Build]のフレームレートは終始安定していた。
マルチフレーム生成(4x)の結果をもとに素のフレームレートを算出してみると、4Kでも最小フレームレートは60fps以上を確保できているようなので、DLSSを使わずとも4Kでスムーズに遊べるポテンシャルはあるだろう。
4本目はF1 25。シリーズを重ねるごとにレイトレーシングなどの最新グラフィックスを取り込んできた同シリーズは、最新版でパストレーシングにも対応するようになった。
今回の検証では、画質の詳細プリセットにパストレーシングも含む「超最大」を選択。DLSSは「クオリティ」、フレーム生成(DLSS MFG)は無効にしている。計測はゲーム内ベンチマークを利用し、ベンチマーク条件はサーキット「バーレーン」、天候「晴天」とした。
重いパストレーシング処理を用いると、さすがのGeForce RTX 5090でも解像度が上がるごとにフレームレートはがくんと落ちてしまう。それでも4Kで平均約80fps、最小57fpsと、レースゲームには十分なフレームレートを維持している。フレーム生成を使えば、もっと余裕が出る点を考慮すれば、まったくもって優秀なゲーミングPCである。
最後はMSFS 2024。精密なシミュレーションモデルで、パソコン内にディテール豊かな地球を再現できるフライトシミュレータだ。グラフィックスもすばらしく、そのぶん高いスペックが必要とされる。画質設定はグローバルレンダリング品質は「ウルトラ」、NVIDIA DLSS スーパー解像度は「DLAA」、マルチフレーム生成は「x4」とした。
計測に使用したシーンはゲームメニューからアクティビティ→ディスカバリーフライト→東京マップで開始する東京上空でのフライト。一定時間飛び続けた際のフレームレートを計測していく。なお、本格的なフライトシミュレーター体験に不可欠なマルチディスプレー環境を想定して、3画面でのベンチマーク結果もあわせて掲載する。
MSFS 2024は少し特殊なゲームタイトルで、CPUバウンド(CPU側のボトルネック)が厳しいタイトルとされている。解像度が変わってもフレームレートに変化が見られない理由がそれだ。つまり、4KでもGPU側が余力を残している状態となる。とはいえ、Ryzen 7 9800X3Dは最強クラスのゲーミングCPUなので、ほかのCPUよりもフレームレートが伸びていることはたしかだろう。
3画面になるとさらにCPU側の処理が重たくなり、フレームレートの上限が下がってしまうようだ。ただ、フルHDとWQHDではフレームレートに大きな変化はないものの、4Kになると若干フレームレートの落ち込みが見られた。これは、4K×3画面になってようやくGeForce RTX 5090がフル稼働に到達したことを意味する。この状態でも60fps以上のフレームレートは確保されているので、画面の動きは十分スムーズだ。
4KのDLAAで表現される画面はとても美しく、4K×3画面のパノラマでもスムーズに動く。LEVEL-M8AM-LCR98D-XKMXB-Limited Edition [RGB Build]に備わる、怪物級のパフォーマンスがあってこその贅沢な体験だった。
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