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中小企業のための“背伸びをしない”AI活用術

Microsoft 365・kintone・Backlog・マネーフォワード・Zoomが搭載するAI機能【まとめ】

人気SaaSの“拡張AI機能”5選 中小企業の「業務ナレッジ」、どのサービスでAI活用する?

2026年04月24日 11時30分更新

文● 福澤陽介/TECH.ASCII.jp

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マネーフォワード:バックオフィス業務もエージェントに“丸投げ”

 バックオフィスSaaSからは、「クラウド会計」や「クラウド請求書」、「クラウド勤怠」といった幅広い法人向けクラウドを取り揃えるマネーフォワードを紹介する。同クラウドをピックアップしたのは、深刻化する現場の人手不足解消に向けた切り札として、「マネーフォワード AI Cowork」を発表したからだ。

 マネーフォワードはこれまで、バックオフィス業務を“人の手”から解放すべく、各SaaSサービスにAI機能を実装。さらに、経費精算や財務会計などの特定業務をサポートするAIエージェントを順次提供してきたが、いずれも「人がAIを使う」という体験の延長線上にあった。この壁を打ち破るべく、2026年7月に投入されるのが、バックオフィス業務を自律的に遂行するマネーフォワード AI Coworkだ。

マネーフォワード AI Cowork(2026年4月のマネーフォワードAI戦略説明会より)

 マネーフォワード AI Coworkは、ひとつのチャットインターフェースを窓口に、傘下となる経理や労務、法務などの専門エージェントが協調し、部門横断で業務をこなしてくれる。その裏では同社の広範なSaaS群とつながり、それらの業務ロジックやデータをAIが活用できる点がポイントだ。

 現在は、先行受付を開始しており、今夏のリリースに向けて急ピッチで開発が進められている。利用料金は検討中とのことだが、バックオフィス業務の自動化を手軽に、かつ全社的に推進できるサービスとして期待したい。

■関連サイト

Zoom:あらゆる“会議・通話データ”をAIで価値に変える

 最後に紹介するのはZoomだ。コロナ禍を機にWeb会議サービスとして導入が進んだZoomでも、プラットフォーム全体にAIアシスタント「Zoom AI Companion」を組み込んでいる。

 例えば、Web会議では、AIがよくある「振り返る」「まとめる」作業を効率化してくれる。会議の内容はリアルタイムで文字起こしされ、聞き逃したトピックをいつでもキャッチアップ可能に。会議が終われば、議事録が自動作成され、社内外の出席者への共有も楽になる。

 さらに直近では、ユーザーのメモをベースに議事録が作られる「My Note」の機能も追加された。AIの文字起こしと並行して、ユーザーが議論の重要なポイントや固有名詞(会社名、製品名など)をメモすれば、AIがより精度の高い議事録をまとめてくれる。

 オフライン(対面会議)やMicrosoft TeamsやGoogle Meetの会議も文字起こししてZoomに集約することができ、業務のナレッジとしてZoom AI Companionのチャットで質問・検索できるようになる。

 また、コラボレーション基盤「Zoom Workplace」でも、チームチャットの要約やメールのドラフト作成など、あらゆる場面でAIによる生産性向上が図れる。さらに、会議を“商談データ”として分析し、営業活動に活かせる「Zoom Revenue Accelerator」も用意されている。

 Zoom AI Companionは、Zoomの有料ライセンスであれば追加コストなし、回数制限なしで利用できる。リソースが限られた中小企業にとって嬉しい料金体系となっている。

■関連サイト

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