日本仕様の導入時期、価格は未定
アウディ、5気筒エンジン50周年を祝う限定車 カーボン尽くしの「RS 3 competition limited」
2026年03月30日 16時00分更新
アウディは3月13日、5気筒エンジン誕生50周年を記念した特別仕様車「Audi RS 3 competition limited」を公開した。ドイツ本国向けの発表資料によると、同車は750台限定で生産されるモデルで、Audi SportがRS 3をベースに走りと内外装の両面を強化した“コレクターズモデル”という位置付けとなる。なお、Audi Japan Press Centerでは、日本仕様の導入時期と価格は未定としている。
5気筒50周年を飾る、750台限定のRS 3
今回のRS 3 competition limited最大のテーマは、1976年の第2世代Audi 100から続く5気筒エンジンの系譜を祝うことにある。アウディはこの限定車を、50年にわたる5気筒の成功物語を象徴するモデルと位置付けており、フロントとリアにはヘリテージカラーを採用したエンブレムを装着。限定車としての特別感を、エンジンだけでなく視覚面からも強く打ち出した。
エクステリアでは、マットカーボンのカナードやフロントリップ、ミラーハウジング、サイドスカート、リアスポイラー、ディフューザー周辺のトリムを採用。19インチホイールはネオジムゴールドマット仕上げで、ダークカラーの専用マトリクスLEDヘッドライトは、ロック時やアンロック時に5気筒エンジンの点火順序「1-2-4-5-3」をモチーフにした点灯パターンを見せる。
ボディーカラーはデイトナグレー、グレイシアホワイトマット、そしてラリー時代のAudi Sport quattroを想起させるマラカイトグリーンの3色が用意される。
400PSの5気筒ターボと、専用サスペンションで走りを磨く
パワートレインには、2.5L直列5気筒TFSIエンジンを搭載する。最高出力は294kW(400PS)、最大トルクは500Nmで、0-100km/h加速は3.8秒、最高速度は290km/hに達するという。
アウディは、この直列5気筒を同セグメントで唯一無二の存在と説明しており、独特のサウンドも大きな見どころだ。RSスポーツエキゾーストシステムは可変フラップ制御を備え、ドライブセレクトのモードに応じて、より重厚な排気音を強調する。
足まわりでは、新しいリアスタビライザーを含むコイルオーバーサスペンションを初採用した点が大きい。ショックアブソーバーは圧縮側と伸び側の調整が可能で、ドライバーの好みや路面状況に合わせてセッティングを変更できる。
これに加え、トルクスプリッターやセラミックブレーキ、空力性能を意識した追加エアロパーツも組み合わせることで、限定モデルにふさわしいシャープなハンドリングと高速域での安定性を狙った構成となっている。
シリアルナンバー入りの専用内装、日本導入時期は未定
インテリアも、このモデル専用の仕立てだ。ブラック、ネオジムゴールド、ジンジャーホワイトを組み合わせたカラーコーディネートを採用し、ドアライティングには「RS 3 competition limited」のレタリングを投影。センターコンソールにはシリアルナンバーが入る。
RSバケットシートやマットカーボン製バックシェル、専用デザインのデジタルインストルメントなど、コクピット全体が特別なRS 3であることを強く主張する内容といえる。
ボディータイプはSportbackとSedanの2種類を設定。ドイツ市場向けモデルは事前に仕様が固められており、3ゾーンエアコンディショナー、シートヒーター、Sonosサウンドシステム、多数の運転支援システムなども標準装備する。
欧州では2026年半ばから納車開始予定だが、日本向けについては現時点で導入時期、価格とも未定。とはいえ、5気筒エンジンの節目を象徴するアニバーサリーモデルとして、アウディファンに強い印象を残す1台になりそうだ。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります
























