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AMD Ryzen™ AI Max+ 392搭載、薄型軽量なのにゲームでも優秀

内蔵GPUでデスクトップ並みってあり得るの? ASUS TUF Gaming A14 FA401EAをレビュー

文●タカフグ 編集●ASCII

提供: ASUS

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では、実際にどの程度のパフォーマンスが出るのか、各種ベンチマークで検証してみよう。まずはCINEBENCHでCPUの性能を計る。なお以降のベンチは、すべてArmoury CrateにてPCの動作モードを「Turbo」にしたうえで行なっている。VRAM容量の割り当てはデフォルトの設定だ。

CINEBENCH 2026で計測したCPUのスコアー

CINEBENCH 2024で計測したCPUのスコアー

CINEBENCHについては、特にマルチスレッドのパフォーマンスが高めだ。30スレッドを超えるハイエンドクラスのCPUほどではないものの、しっかりと上位クラスのパフォーマンスを発揮できている。

続いて、「PCMark 10」でPC全体のパフォーマンスをチェックしてみた。

PCMark 10のスコアー

さすがにゲーミング/ワークステーション向けのPCだけあって、総合性能の高さはノートPCでもかなりパワフル。中でもオフィスワークアプリの「Productivity」やコンテンツ制作系の「Digital Content Creation」は飛び抜けたスコアーだ。メモリーやGPU面のスペックの高さが影響しているのだろう。

次に、ストレージの性能を計る「CrystalDiskMark」でSSDのパフォーマンスをチェックする。

CrystalDiskMarkで計測した内蔵SSDの転送スピード

シーケンシャルリードが約7000MB/s、シーケンシャルライトが約5600MB/s。PCIe 4.0接続のSSDらしい高速な読み込み速度なので、アプリやゲームのローディング速度も申し分ない。

標準搭載のSSDは容量が1TBだが、前述したように本機はM.2 SSDを2基増設できるため、足りなくなったら追加しやすいというのも強み。また、USB4によって外付けSSDでも高速にデータ転送できるため、容量対策はしやすいはずだ。

特にクリエイターなどは作品でストレージ容量を圧迫するため、ワークステーションとして嬉しい設計だと言える。続いて、グラフィック性能を3DMarkで検証してみよう。各テストのスコアーは以下の通り。

3DMarkの各テストで計測したスコアー

やはり、AMD Radeon™ 8060Sのパフォーマンスの高さは目を見張るものがある。前評判通り、しっかりdGPU並みのパフォーマンスだ。

参考値ではあるが、ASUS TUF Gaming A14の2025年モデル(型番:FA401KM)では、「Time Spy」のスコアーは10500程度となる。つまり、dGPUが非搭載になったにもかかわらず、グラフィックテストのスコアーが少し向上しているわけだ。

さすがに「Speed Way」のようなレイトレーシングのテストはスコアーが出にくいが、ラスタライズ系の描画なら十分優秀だ。

では、実際のゲームのパフォーマンスはどうなのか。「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」で確かめてみた。

FF14 ベンチマークのスコアー。画質設定「最高品質」、解像度「1920×1200ドット」でのテスト結果

FF14 ベンチマークのスコアー。画質設定「最高品質」、解像度「2560×1600ドット」でのテスト結果

上記のベンチマークテスト再生時のフレームレート

本ベンチマークでは、グラフィック設定に「高品質(ノートPC)」といったプリセットがあり、ノートPC向けの設定は切り分けてくれているのだが、ここではあえて「最高品質」に設定してベンチマークを実行してみた。

フルHD(画面が16:10なので比率を合わせている)の解像度では、最高品質でも平均90fps近いフレームレートが出ており、評価も「とても快適」ラインに届いている。WQHDにすると平均60fpsに届かないので少し設定を落とした方が良さそうだが、ゲームのパフォーマンスは申し分ないと言えるだろう。

持ち運べるゲーミングノートの超有望株

ゲーミングノートPCではdGPUを搭載するのが当たり前……というか、dGPUがないのに“ゲーミング”を名乗るのはちょっと名前負けでは?という印象すら受けるというのがこれまでの常識だろう。

しかし、AMD Ryzen™ AI Max+ 392を搭載したASUS TUF Gaming A14 FA401EAは、そんな常識を覆す。内蔵GPUのAMD Radeon™ 8060Sを使用することで、軽量かつ省電力に動作できるゲーミングPCとなっている。dGPUを搭載した前世代と同等以上のパフォーマンスを発揮したのは驚嘆の一言だ。

また、持ち運べるワークステーションとしても優秀なスペックだ。64GBの大容量メモリーは、昨今のメモリー不足の状況では貴重と言える。USB4をはじめとしたインターフェース周りや、フルHDではなくWQHDのディスプレーを採用しているのも、クリエイターにとってはありがたい。

価格自体は35万9800円と安価とは言えないが、軽量かつ薄型のノートPCでゲームやクリエイティブワークをしたい人は、ぜひ検討してみて欲しい製品だ。

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