AMD Ryzen™ AI Max+ 392搭載、薄型軽量なのにゲームでも優秀
内蔵GPUでデスクトップ並みってあり得るの? ASUS TUF Gaming A14 FA401EAをレビュー
モンスター級の内蔵GPUでゲームでも優秀
さて、製品の外観をチェックしたところで、いよいよスペック面を見ていこう。前述した通り、やはり本機の最大のポイントはAMD Ryzen™ AI Max+ 392だ。
Strix HaloことAMD Ryzen™ AI Max 300シリーズは、"Zen 5"アーキテクチャーを採用したプロセッサーであり、特にAI性能やグラフィック性能に注力したワークステーション/ゲーミング向けのAPUとなっている。
AMD Ryzen™ AI Max+ 392はシリーズの中でも最新のSKU。12コア/24スレッドの豊富なスレッド数と、最大5GHzのブーストクロックというCPU性能の高さ、さらに最大50TOPSのNPUなど注目すべき点は多くあるが、一番のポイントはなんといっても内蔵GPUの「AMD Radeon™ 8060S」だろう。
AMD Radeon™ 8060Sは、Compute Unit(CU)数が40基という、内蔵GPUとしては規格外の構成になっている。例として、「AMD Ryzen™ AI 9 HX 370」などの内蔵GPUである「AMD Radeon™ 890M」はCU数が16基。比較すると倍以上になる。
また単純比較はできないが、CU数の規模だけで言うと、デスクトップPC向けのAMD Radeon™ RX 7600 XTやRX 9060 XTの32基をも上回っていることになる。これによって、dGPUに頼らなくても強力なグラフィック処理性能を発揮できるようになっているのだ。
AMD Radeon™ 8060Sを搭載するAPUは、従来ではAMD Ryzen™ AI Max 300シリーズ最上位の「AMD Ryzen™ AI Max+ 395」(16コア/32スレッド、最大5.1GHz)のみだったが、AMD Ryzen™ AI Max+ 392の登場でコスパのいい選択肢が増えたと言える。
また、それ以外のスペックについても驚くべきポイントがある。なんと本機は、デフォルトでメモリーを64GB積んでいるのだ。これはASUS TUF GamingシリーズのノートPCでは初めてとのこと。
マルチタスクや画像・動画編集といったクリエイティブアプリの使用など、メモリー容量が重要な場面で安心して使えるというのも利点だが、さらにこれが活きてくるのが、ユニファイドメモリーによってVRAMに容量を割り当てる際だ。
本機では、ユーティリティーソフトの「Armoury Crate」を使用することで、システムメモリーとVRAMの割り当てを自分で設定できるようになっているのだ。
近年のPCゲームはVRAM容量の重要性が高まっており、グラフィック設定を高めるとエントリークラスのGPUではVRAMが足りなくなることも。とはいえ、内蔵GPUではVRAM以前に描画性能のほうでボトルネックになる場合が多いだろう。Radeon 8060Sによる高い内蔵GPU性能あってこそ輝く機能と言えそうだ。
その他の主なスペックは、以下の通り。
ASUS TUF Gaming A14 FA401EAの主なスペック
CPU:AMD Ryzen™ Al Max+ 392
GPU:AMD Radeon™ 8060S(CPU内蔵)
メモリー:64GB(LPDDR5X-8000)
ディスプレー: 14型(2560×1600ドット、ノングレア)
ストレージ:1TB(PCI Express 4.0)
スピーカー:2W+2W
インターフェース:USB4、USB 3.2 Gen2(Type-C)、USB 3.2 Gen2(Type-A)×2、HDMI、microSDカードリーダー、オーディオジャックなど
消費電力:最大約200W
サイズ:311(W)×227(D)×16.9~19.9(H)mm
重量:約1.48kg
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