世界初の量子コンピュータ攻撃対応プリンターも発表です
HPがAIを活用して仕事の効率を高める新技術「HP IQ」を公開=EliteBook、ZBook、HyperXのゲーミングPCも発表
2026年03月25日 00時01分更新
HPはニューヨークにて未来のビジョンを発表する年次イベント「HP Imagine 2026」を開催し、AIを活用して仕事の効率を高める新技術「HP IQ」を始め、PCからワークステーション、ゲーミングデスクトップにオフィス向けプリンターまで新製品を披露した。
企業の仕事全体を効率化する
強力なAIオーケストレーター
「HP IQ」
「HP IQ」はAIを活用して仕事の効率を高める新技術だ。単なるソフトウェアではなく、職場向けのインテリジェンス・レイヤーで、PCや周辺機器、会議室の設備などをAIでつなぎ、仕事中の「デジタル摩擦」を解消する仕組みである。
・PCが「考えて」サポートしてくれる
HP IQを搭載したPC(新HP EliteBook X G2など)は、個人の専属アシスタントのように振る舞う。Ask IQでは、質問すると、状況に合わせて音声やテキストで的確な回答をくれ、スマート分析では手元にあるPDFや文書ファイルを読み込ませるだけで、要約や重要なポイントを教えてくれる。また、会議中にメモを取らなくても、AIがアイデアを記録してくれるため、話し合いに集中できる。
・デバイス同士が「魔法のように」つながる
新技術「HP NearSense」により、デバイス間の連携がスムーズになる。近くにいる同僚のPCへ、ファイルをドラッグ&ドロップするだけで即座に共有可能なほか、会議室に入ればワンクリックで会議に参加でき、プリンターやヘッドセットも面倒な設定なしですぐに使える。
・「安心・安全」なローカルAI設計
HP IQのAIは「ローカルファースト」を採用しており、重要なデータや機密情報は極力PC内で処理されるため、情報漏洩のリスクが低く、オフラインに近い環境でも高速に動作する。また、新しい「Visor」という操作画面により、アプリを切り替えることなく、作業中の画面上でそのままAIの助けを借りることができる。
「HP IQ」は2026年春から一部のAI搭載PCでアクセスが始まり、夏にはノートPC、デスクトップ、ビデオ会議用デバイスへと広がる。秋以降には、HPの製品ラインナップ全体で幅広く利用できるようになる予定だ。
「HP IQ」対応の次世代AI PC
EliteBook 8/6 G2
ProBook 4 G2
EliteDesk 8 G2
最新の企業向けPCで、CPUにはSnapdragon X2 EliteおよびX2 Plusを搭載し、最高85TOPSのNPUにより、ローカルで高度なAI作業を実行できる。バッテリーは最大28時間駆動が可能で、「HP Go 5G」により、通信キャリアを自動で切り替えて最適な接続を維持するので、場所を選ばない働き方ができる。
・EliteBook 8 G2シリーズ
クリエイターや知識労働者向けで、世界最長クラスのバッテリー寿命を持つ内蔵ペンを備えたモデルも含む。14と16型で、AMDモデルでは最高でCPUにRyzen 7 Pro(最高50TOPS)に64GBメモリー、1TBSSDを搭載可能。Intelモデルでは13型、13型2in1に14型、16型でCPUはCore Ultra 7(最高50TOPS)、64GBメモリー、1TBSSDを搭載可能。
・EliteBook 6 G2シリーズ
中小企業や大企業、公共部門向けに柔軟な構成オプションを提供。14と16型で、最高でAMD Ryzen 7 Proに64GBメモリー、1TBSSDを搭載可能。
・ProBook 4 G2シリーズ
成長中の中小企業向けに、信頼性の高いAI対応パフォーマンスと耐久性を提供する。AMDモデルは14型と16型で、最高でRyzen 7 Proに64GBメモリー、1TBSSDを搭載可能。Intelモデルでは13型、13型2in1に14型、16型でCPUはCore Ultra 7で、64GBメモリー、1TBSSDを搭載可能。
・EliteDesk 8 G2シリーズ
安全で拡張性の高いデスクトップPCで、ローカルAIアクセラレーションを搭載している。AMDではRyzen AI 400シリーズ(50TOPS)、Intelでは最新のCore Ultra シリーズ(50TOPS)を搭載。
Xeon搭載デスクトップも登場
HP Z Workstation
・ZBook X G2シリーズ
・ZBook 8 G2シリーズ
14型または16型にCPUはIntelまたはAMDに、GPUはRTX Pro 500/Pro 3000 Blackwellを搭載可能なモバイル・ワークステーション。Zbook Xは4.4ポンド(1.99kg)以下の軽量ながら、バッテリーは25時間駆動が可能だ。
・Z8 fury G6i
最高でXeon 698XにNVIDIA RTX PRO 6000 Blackwell Max-Q 300W 96 GB 4DP Graphicsを搭載可能。
・Z4 G6i
最高でXeon 678XにNVIDIA RTX PRO 6000 Blackwell Max-Q 300W 96 GB 4DP Graphicsを搭載可能。
爆速ゲーミングデスクトップも登場
HyperX OMEN 35L
HyperX OMEN MAX 45L
最高でCPUにはIntel Core Ultra 7 270K Plusを、GPUは35Lでは最高でNVIDIA GeForce RTX 5080またはAMD Radeon RX 9070 XTで電源は1000W搭載可能。45LではNVIDIA GeForce RTX 5090D V2を搭載可能で電源は1200Wとなっている。
ともに「OMEN AI」を搭載し、ワンクリックでのパフォーマンスセット、ゲームセッティングが可能で、学習により設定を最適化してくれる。
世界初の量子コンピュータ攻撃対応プリンター
HP LaserJet Pro 4000
HP LaserJet Enterprise 5000/6000
高度なセキュリティを備え、ドキュメントのデジタル化を大幅に加速させる新型「HP LaserJet」シリーズを発表。多くの中小企業がプリンター管理に苦労し、デジタル化の推進を求めている現状を受け、ハイブリッドワークに最適化された新しいポートフォリオを提案する。
新しいLaserJetシリーズは、世界で初めて量子コンピュータによる攻撃にも耐えうる「量子耐性(Quantum-Resistant)セキュリティ」を搭載。BIOSやファームウェアの整合性を保護するために量子耐性暗号スキームを採用しており、将来的な脅威からもデバイスを保護。さらに、初期BIOSの完全性を保護し、攻撃を受けても自動的に自己修復する機能を備える。
AIを活用した新しいワークフローツールにより、紙の文書をデジタルデータに変換する手間を大幅に削減。「HP AI Scan to Email Summary」機能により、スキャンした文書の要約を自動生成し、メール送信までを迅速に行える。
また、「HP IQ」と連携し、近くのプリンターを自動で検出・接続できるため、ドライバーのインストールなしですぐに印刷やスキャンが可能だ。
・HP LaserJet Pro 4000/4100シリーズ
中小企業向けで、クラス最速の両面印刷スピードと、世界初の量子耐性セキュリティを提供。
・HP LaserJet Enterprise 5000/6000シリーズ
大規模組織向けに、高度なAIワークフローツールと高速なスキャン・印刷機能、そして強固なセキュリティを兼ね備える。
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