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Snowflake基盤で進めるデータ・AI活用とデータドリブン文化の醸成

図面の照合業務を最大97%削減 パナソニック コネクトの現場を変えた「非構造化データ×AIエージェント」

2026年02月24日 08時00分更新

文● 福澤陽介/TECH.ASCII.jp

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データドリブンカルチャーを加速させる4つの秘訣

 パナソニック コネクトでは、こうしたデータ・AI活用を加速すべく、データドリブンなカルチャーの醸成にも注力している。そのための「4つのポイント」が紹介された。

 ひとつ目は、ユーザーを、受動的な姿勢から能動的な姿勢に変えることだ。データや結果が与えられるのを待つのではなく、自らデータを集め、分析・意思決定まで結びつけられるよう、IT部門が地道に伴走する。前述の2つのエージェントも、渡邉氏のチームが深く入り込み、事業部と一緒になって開発を進めたという。

 2つ目は、IT部門の役割を、“御用聞き”から“共通のゴールを持つパートナー”に変化させることだ。「パナソニック コネクトの一部門として事業部の近くにいる利点を活かし、彼らの戦略や活動を深く理解したパートナーになれるよう意識改革を進めている」と渡邉氏。

 3つ目は、社内コミュニティの活性化だ。実際に、これまで対面でのリアルイベントを2回開催しており、直近のイベントには9事業部・12名が参加して、現場のデータ活用事例を共有したという。「さらにディスカッションをし合うことで横のつながりを作っていく。一度つながりができると相談し合えるようになる」(渡邉氏)

社内コミュニティイベントの様子

 最後は、こうした活動を社外にも広げることだ。パナソニック コネクトでは、Snowflakeの製造・自動車業界のユーザー会を発足したばかり。渡邉氏のチームでは、こうしたイベントでの情報発信を推奨しており、人材育成の観点でも社内に刺激を与えるという意味でも重要だと述べた。

製造・自動車業界のユーザー会の様子

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