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OpenClaw創設者がOpenAIに参加、次世代AIエージェント開発へ

2026年02月16日 09時30分更新

文● G.Raymond 編集●ASCII

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 オープンソースAIプロジェクト「OpenClaw」の創設者Peter Steinberger氏が2月14日、OpenAIに参加すると発表した。同時にOpenClawは財団に移行し、オープンかつ独立した形で存続させる方針を明らかにした。

 OpenClawは、自分の端末上で動くオープンソースの個人用AIアシスタントソフトウェア。SlackやDiscord、iMessageなど日常的に使うチャットアプリを通じてAIに命令し、自動でメール送信やカレンダー管理など多様なタスクを実行できる。2025年11月に「Clawdbot」として公開された後、商標の関係で「Moltbot」、さらに「OpenClaw」へと改称された。

 OpenClawはGitHubで驚異的な人気を博しており、短期間で10万超のスターを獲得しただけでなく、記事執筆時点で14万以上のスターを突破している。これはオープンソースプロジェクトとしては歴史的な成長速度で、「GitHub史上最速級のスター獲得」などと評されている。

 Peter Steinberger氏によれば、OpenClawを大規模な企業へ成長させる選択肢もあったという。一方で、13年間にわたり企業経営に携わった経験から、再び会社経営に専念する道には魅力を感じなかった。目指すのは企業拡大ではなく、より多くの人が使えるAIエージェントの実現だとしている。「お母さんでも使えるエージェント」を次の目標に掲げ、安全性の確保や最新モデルへのアクセスが不可欠だとの認識を示した。

 今後、OpenClawは財団として再編される。特定企業に閉じることなく、より多くのモデルや企業を支援するプラットフォームを目指すとしている。Peter Steinberger氏は「AI研究開発の最前線の一員となり、世界にエージェントを届けたい」と意欲を示している。

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