国の重要無形民俗文化財にも指定されている豊年祈願の郷土芸能「八戸えんぶり」(写真)の開催を間近に控える青森県八戸市。2月17日(火)~20日(金)までの4日間にわたって行われる春を呼ぶ行事は、市内中心街で30組以上が一斉に舞う「一斉摺り(いっせいずり)」が観られるほか、更上閣の庭園で開かれる「お庭えんぶり」、八戸酒造の酒蔵で披露される「蔵えんぶり」など、さまざまな楽しみ方ができます。
蔵えんぶりが行われる「八戸酒造」の名前を聞いてピンと来たなら、あなたは大の酒好きでは? 八戸酒造は「陸奥八仙」などの銘酒で知られる創業250年超の老舗で、2021年の「世界酒蔵ランキング」で1位に輝いたこともある名蔵元です。そのほか、市内には酒蔵やワイナリー、ブルワリーがそろい、えんぶりに訪れた際は、どこかで一杯味わいたくなるはず。そこで今回は、そんな酒どころの市内で、美味しいお酒を楽しめる注目イベントとおすすめのスポットをご紹介。
人気シェフが調理するポップアップバルが種差海岸に出現
美しい海岸線が続く種差海岸の自然のなかで、八戸の美食と絶景を同時に楽しめると人気の「種差冬バル」が、昨年末から月1ペースで開催中。波打ち際まで広がる天然芝生地近くに作られたポップアップバルに、個性あふれる地元の人気店のシェフらが毎回3名登場し、地酒やワインとともに、地元でとれた食材を使った冬メニューを提供してくれます(料理は1品500円~1000円程度)。詩人の草野心平がザボン(ブンタン)のようだと評した「ザボンの月」が見られるかもしれない、ガイド付きのお月見会も同時開催。
種差冬バル
DATA
日程:3月1日(日)・29日(日)
会場:種差海岸インフォメーションセンター周辺エリア
電話:0178-38-8420
https://acpromote.jp/product/bar/
狭い路地に星の数ほどお店が並ぶ横丁ではしご酒を堪能
八戸市の中心街には、迷路のように張り巡らされた8つの横丁があり、はしご酒を楽しむのにぴったりの環境です。8つの横丁は、横丁ビギナーでも入りやすい明るい雰囲気の「みろく横丁」(写真上)や「長横町れんさ街」のほか、レトロな雰囲気の「ハーモニカ横丁」や「たぬき小路」(写真下)、隠れ家的なお店が多い「五番街」など、それぞれ違った雰囲気があり、自身の好みに合わせた場所を探す楽しみも。もちろん郷土料理が味わえる居酒屋からバー、スナックなど、お店の種類も豊富なので、美味しいお酒を思い思いのスタイルで満喫しましょう。
市内中心街の8つの横丁
DATA
住所:青森県八戸市中心街
https://visithachinohe.com/stories/yokocho/
市内では、八戸の海の幸をふんだんに使った逸品を参加する十数店舗で味わえる「八戸ブイヤベースフェスタ」を3月31日(火)まで開催中。また、日本最大級の朝市として知られる「館鼻岸壁朝市」が今年は冬場も、会場を変えて3月8日(日)まで「冬の朝市」として楽しめるようになりました。これらの両イベントもチェックして、八戸を存分に満喫してください。
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