今年の年始は、みなさまいかがお過ごしでありましたでしょうか?
猫を飼ってると泊まりがけで出かけるのは難しい……。さすがに生後数ヵ月の兄妹猫がほんの2週間ばかり前にやってきたばかりとなるとほっとくわけにもいかず、なかなかなついてくれない猫の世話をしてた正月だった、というわけである。
新しい家族の名前が決まって、新しい正月が始まった
それはさておき、昨年の年末近くなってやっと猫の名前が決まった。もともと一時預かりのボランティアさんがつけてくれた名前が「くろあめ」と「トラニン」。それを活かしつつ、呼びやすい名前にしようってことで、「あめ」と「テトラ」である。あめは黒い方、テトラはキジトラの方。
まだ新しい家に慣れてない猫、特に身体が小さくて身体がほぼ液体(?)の子猫はあらぬところに隠れてしまうので、ケージから出して部屋に解放する前に、綿密なシミュレーションをしておく必要がある。おおげさすぎますかそうですか。
でも猫ってパニクると後先考えずに少しでも入れそうな隙間があったら逃げ込もうとしちゃうので、うちのようにモノや本が多くて各種機材やガジェットやケーブル類がたくさんあるところだと、逃げ込まれるとヤバい場所がいろいろとあるのだ。
たとえばパソコンを置いてあるラックの下。NASとか電源タップとかいろいろとあり、奥に潜り込まれると、自主的に出てきてくれるのを待つ以外方法がない場所である。そういうところは、いわゆる100円ショップで買ったメッシュパネルを組み合わせて塞いである。
AV機器回りも大事。隙間から奥に入られると、あれこやこれやのケーブルとかモデムとか転がってて子猫に入られるとよろしくない。でも、子猫が侵入できる隙間はけっこうあるし、かつてテレビの裏に入り込んだ猫もいたという事例もある。
そこで同じようにメッシュパネルでフタをしたのである。これならリモコン使用時も問題ないし、さっとあければ中へのアクセスも容易だし機器の表示パネルも見やすい。
100円ショップって低コストであれこれ試せるから偉大だ。でも、どうしても塞ぎきれない個所はあり、猫はめざといので一瞬でそれを見つけるのである。それがディスプレイの裏。以前もそこに入り込んだ猫がいたのだが、ここばかりはあれこれ作業する関係上ふさぎきれないのだ。
侵入・脱走・深夜プロレス
しかし猫に絶対やってはいけないこと
このときやってはいけないのは、叱ったり大きな声を出したり無理やり捕まえようとすること。猫をパニクらせると後先考えずに暴れるので、ケーブルをひっかけて衝撃を与えてはいけないものを転がしたり、ストラップをひっかけてカメラが落ちたり、ついでに捕まえようとした人間の手を血まみれにしたりするので、とにかくパニクらせず、そっと出ていただくのである。
もうひとつ、猫飼いのみなさまに小ネタ。猫ってトイレを使ったあと、砂をかける。猫にもよるけど、中には激しく砂をかけるので、猫砂が床に散らばることになる。そのため、トイレの前に置く砂落としマット(砂取りマット)が売られているのだけど、うちで一番重宝しているのは、園芸用品の小型のテミ(手箕)。トイレの前にこうして置いておけば、掻きだした砂はおおむねテミの中に収まるし、砂をトイレに戻すときも簡単。
なるべく猫に自由にさせつつ、ヤバいところは対策しておくのが大事だ。でも相手は、子猫の兄妹である。突然深夜の運動会がはじまり、深夜の猫プロレスごっこがはじまり、部屋中がひっかきまわされるのである。
全力で駆けて飛んで転げ回るので朝起きたら大惨事ってこともしばしばあるわけで、寝る前に部屋を片付けておくのが一番大事かもしれない。ご用心ご用心。
というわけで、本年もよろしくお願いします。
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筆者紹介─荻窪 圭

老舗のデジタル系フリーライター兼猫カメラマン。今はカメラやスマホ関連が中心で毎月何かしらのデジカメをレビューするかたわら、趣味が高じて自転車の記事や古地図を使った街歩きのガイド、歴史散歩本の執筆も手がける。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『古地図と地形図で楽しむ東京の神社』(光文社 知恵の森文庫)、『東京「多叉路」散歩』(淡交社)、『古地図と地形図で発見! 鎌倉街道伝承を歩く』(山川出版社)など多数。Instagramのアカウントは ogikubokeiで、主にiPhoneで撮った猫写真を上げている。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/

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