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Alexa+「だが断る」

Amazon「アレクサ+」訪問セールスを断れるようになる

2025年12月19日 12時20分更新

文● スミーレ(@sumire_kon)

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対応ドアベルのイメージ

 米アマゾンは12月18日、一部地域で展開中の音声アシスタント「Alexa+」に、新機能「Alexa+ Greetings」を追加した。対応ドアベルと組み合わせることで、来客への自動応答が可能となる。

 Alexa+ Greetingsは、Alexa+と同社の「Ringドアベル」を接続することで、Alexa+が来客の目的を確認し、会話形式で応対してくれる機能だ。

 来客がRingドアベルを鳴らすと、Ringのカメラを使って来客の服装、持ち物、行動をチェックし、訪問者の種類(配達員や近所の住民など)を判別。事前に設定された指示に基づき、Alexa+がユーザーの代わりに応対してくれるという。

 応対内容は、定番の状況を想定したプリセットのほか、ユーザーが細かくカスタマイズすることも可能。後者の場合、「週末に宅配便が届いたら、裏口に置くように伝えて」といった複雑な指示も実行できるとしている。

 ほかにも、訪問販売が来たらユーザーの代わりに断る、不在時に訪ねてきた友人にメッセージを残してもらうなど、活用方法はさまざまだ。

 12月18日現在、同サービスは英語版のみの展開で、米国およびカナダの「カナダのAlexa+早期アクセスユーザー」向けに提供中だ。

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