冷たい風が吹くこの季節、ふと恋しくなるのが、南の島のあたたかい空気とやさしい味。そんな気分にぴったりなのが、沖縄の家庭料理が楽しめる「島ぬ風」。選べるおかずが嬉しい”謎の「ワッター定食」”に、12月限定あったかメニューまで、心温まるランチを堪能してきました。
選べるおかずに心躍る!ボリューム満点の「ワッター定食」
本日訪れたのは、丸の内線から徒歩1分、三菱UFJ信託銀行本店ビル地下にある沖縄料理店「島ぬ風 丸の内 三菱UFJ信託銀行本店ビル店」。店内に一歩足を踏み入れた瞬間、「めんそ〜れ!」とスタッフの明るい声が響き、気分は一気に沖縄へ。 広々とした空間にはオリオンビールのちょうちんが吊るされ、琉球音楽がゆったりと流れる沖縄ムード満点の雰囲気です。セルフで淹れられるお茶はさんぴん茶で、細部まで抜かりなく沖縄の空気が漂います。
ランチタイムのお目当ては、「島ぬ風ワッター定食」(税込1,340円)。
「ワッター」とは沖縄の方言で“私たちの”という意味。その名の通り、自分好みにカスタマイズできるのが魅力です。ゴーヤチャンプルとフーチャンプルから選べる“チャンプル”と、鳥カラ揚げ、軟骨ソーキ煮から選べる“肉料理”に加え、ごはん、小鉢、ひとくち沖縄そばまでついたボリューム満点の定食は、ランチメニューの中でも不動の人気No.1。今回は、沖縄らしさが光る今回は、フーチャンプルと軟骨ソーキ煮をチョイス。さらに、ごはんは+110円で沖縄風炊き込みごはん「ジューシー」に変更してみました。
まずは沖縄ならではの「フーチャンプル」からいただきます。麩を使った少し珍しい炒め物で、沖縄では崩れにくい車麩を使うのが定番。出汁と卵をたっぷり含んだ麩は、ぷるんと柔らかく、まるでお肉のような食べ応えです。キャベツや人参、もやしなどの野菜もたっぷり加わり、シャキシャキ感が良いアクセントに。さらにランチョンミートのコクと塩味が加わることで、どこかジャンクでクセになる味わいに仕上がっています。ご飯がどんどん進む、満足度の高い一皿です。
もう一品は、見た目にもインパクト抜群の「軟骨ソーキ煮」。“ソーキ”とは豚のあばら肉(スペアリブ)のことで、軟骨付きの部位を甘辛く煮込んだ沖縄定番の一品です。じっくり丁寧に煮込まれたソーキは、箸で持ち上げるだけでほろりと崩れるやわらかさ。醤油ベースの濃厚なタレがしっかり染みたお肉はトロトロにとろけて、思わず悶絶する美味しさでした。
さらに小鉢には、つるりと喉越しのよいもずく酢と、ミニサイズながら本格派の沖縄そばもセットに。あれもこれも味わえる贅沢な定食は、不動の人気を誇るのも納得の満足感です。
+110円で変更した沖縄風炊き込みご飯のジューシー。豚肉やカツオ・豚骨の出汁、椎茸などと一緒に炊き込むため深い旨味と豊かな風味が特徴です。ほんのり茶色いご飯は出汁の甘みが効いていてコク深く、主役級の美味しさ。これは間違いなく、プラス料金を払ってでも選ぶ価値あり!
季節限定メニューも外せない
そしてこの冬ぜひ味わっておきたいのが2月末まで販売予定の期間限定メニュー「宮古みそのソーキそば」(税込1,200円)。「宮古みそ」とは、主に大豆と麦を原料に、天然の麹菌で発酵させた麦味噌の一種。中でも宮古島産の麹を使ったものは、ほんのりと甘みを感じる優しい風味が特徴で、塩気もまろやかなのだとか。その深いコクとまろやかな甘みが、スープの中でふんわりと広がり、どこかホッとする一杯に仕上がっています。
麺は、コシのある平打ちタイプの沖縄そば麺。味噌スープをしっかり含んで、啜るたびに宮古みその芳醇な香りが鼻を抜けていきます。そして丼の中央にどっしりと構えるのが、ゴロリと大ぶりな軟骨ソーキ。箸でホロっと崩れるほどやわらかく、口に入れると旨味がじゅわっと広がり、コク深い味噌スープと渾然一体に。食べ終わる頃には、体の芯までポカポカに温まっているはずですよ。
手間ひまかけたあったか沖縄料理をたっぷり味わえる「島ぬ風 丸の内 三菱UFJ信託銀行本店ビル店」。チャンプルやソーキ煮、ジューシーなど、沖縄の“おいしい定番”を一度に楽しめる定食は、ボリューム・バランス・コスパすべてに大満足の内容でした。
冷え込む日こそ、心も体もあたたまる“島ごはん”でほっとひと息してみては?次回の「丸の内ランチ案内」も、どうぞお楽しみに!
島ぬ風 丸の内 三菱UFJ信託銀行本店ビル店
住所:東京都千代田区丸の内1-4-5 三菱UFJ信託銀行本店ビル地下
電話番号:03-3214-2988
営業時間:11:00〜23:00(L.O. 22:00/DRINK L.O. 22:30)
定休日:土・日・祝
公式サイト:https://shop.create-restaurants.co.jp/1289/










