ファーウェイの最新フラッグシップモデル「Mate 80」シリーズが2025年11月25日に中国で発表されました。
「Mate 80」「Mate 80 Pro」「Mate 80 Pro Max」「Mate 80 RS Ultimate Design」という4モデルの展開で、今まで「Pro+」と称されたモデルはアップルを意識してか「Pro Max」に変更されました。
スマホの望遠レンズを付ける時代が来た!
Mate 80シリーズも高性能なカメラを搭載しています。ところで最近のハイエンドカメラモデルは、外付けの望遠レンズ、テレコンバーターレンズを取り付け可能なものが増えてきました。先鞭をつけたのはvivoで、2025年4月に登場した「X200 Ultra」に2.8倍のテレコンバーターレンズが登場。10月登場の「X300 Ultra」にも対応しています。
そして、OPPOが同じく10月に販売開始した「Find X9 Pro」も3倍望遠レンズが登場しました。
ファーウェイのカメラフォンの最上位モデル「Pura 80 Ultra」は2025年6月登場ということもあって、テレコンバーターレンズはまだ登場していません。しかし、ようやくMate 80シリーズ用にレンズが登場したのです。
テレコンバーターレンズはMate 80 RS Ultimate Design、Mate 80 Pro Max、Mate 80 Proの3機種用が販売されます。メーカーはTILTAですが、ファーウェイ専用製品=「DFH(DESIGN FOR HUAWEI)」ということでファーウェイの公式オンラインストアでも販売されます。
レンズはどれも同じ3.33倍ですが、レンズを付けるマウントとスマートフォン本体のケースは各機種用に別々のものになっています。さらにグリップやレンズ部分に取り付ける三脚マウントなどもセット。価格は1699元、約3万7000円です。
グリップはシャッターやズーミングボタンなどを備えます。内蔵バッテリーは48時間の連続使用に対応。グリップは取り外してリモコンとしても使えます。さらにケースには収納式のスタンドも内蔵。
Mate 80シリーズで本格的な撮影体験をしたい人は、グリップ部分に三脚が取り付けられるのでこれだけでも便利ですね。
ちなみにMate 80シリーズのカメラは、Mate 80 RS Ultimate DesignとMate 80 Pro Maxが同じで5000万画素広角、4000万画素の超広角を搭載。望遠は5000万画素 4倍、5000万画素 6.2倍でどちらもペリスコープ式です。
一方、Mate 80 Proは望遠が1つ、4800万画素の4倍です。カメラ性能は当然ですがフラッグシップ級、Puraシリーズに負けない魅力を持っています。

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