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西日本最大のPC市場、大阪日本橋で売れ筋のAMD系PCパーツを大調査!

2025年12月09日 10時00分更新

文● 勝田有一朗 編集●北村/ASCII

提供: 日本AMD

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なんさん通りから見える「ドスパラ」の看板が目印 ドスパラ大阪・なんば店

なんさん通りからオタロードへ曲がる角地に建つドスパラ大阪・なんば店

 ドスパラはサードウェーブが運営するパソコン販売専門店。ドスパラ大阪・なんば店ではPCパーツのほか、ゲーミングPC「GALLERIA」などBTO PCの販売にも力を入れている。

 もともとは秋葉原を拠点としていたが日本橋には2003年に進出、それから何度かリニューアルを経ながらもずっと現所在地の店舗で営業を続けているとのこと。

1階では「GALLERIAシリーズ」をはじめとするBTO PCやディスプレーなどを展示販売中。2階がPCパーツ全般で、3階は入力機器やゲーミングデバイスが販売されている

2階へのエスカレーターを上がってすぐに組み立てサンプル構成のデモ機が展示されている。その中にRyzen&Radeonで組まれたパソコンを発見!

 現在のドスパラ大阪・なんば店は全4フロア構成となっており、パソコンパーツは2階で販売されている。ここで、店舗スタッフの前川さんからいろいろ話を聞けた。

CPUの売れ筋は圧倒的に「Ryzen 7 9700X」

CPUはレジカウンター横のサイネージに価格一覧が掲載されている

 CPUの売れ筋を聞いたところ、現在は圧倒的に「Ryzen 7 9700X」が一番と回答。続いて「Ryzen 7 7800X3D」や「Ryzen 7 5700X」などの旧モデルも奮闘しているとのこと。Socket AM4であればマザーボードも安価なので、とにかく予算を押さえたい場合はオススメの選択肢としている。

売れ筋は「Ryzen 7 9700X」。店舗スタッフの前川さんはAMD愛好家で長年Ryzenを愛用しているとのこと。そんな前川さんセレクトのCPUはゲーミング最強の「Ryzen 7 9800X3D」

 なお、組立代行などでお客さんからパーツ構成の相談があった際、CPUはRyzenを前提としたものが多くなっていると感じているそうだ。

 ゲーミング最強の「Ryzen 7 9800X3D」に関しては需要が落ち着いたと話しており、必要な人には一通り行き渡った感があるとのこと。ただ、前川さんセレクトのお気に入りCPUとして「Ryzen 7 9800X3D」の名を挙げているので、予算が許すのであればぜひ最強のゲーミング性能を! とのコメントをもらった。

マザーボードはドスパラ限定モデルが人気。セット販売も利用しよう

 マザーボードの売れ筋は、ASRock「B850 Challenger WiFi ドスパラ限定モデル」が一番とのこと。十分な機能を持ちながらドスパラ限定販売ということで、価格面でも大きなアドバンテージを持つ。コスパの良さから、お客さんよりオススメを聞かれた際にも候補として挙げやすい製品だそうだ。

レジカウンター前の陳列棚に整然と並べられた各社マザーボード。中でもASRock製品は推し製品も多いのだとか

売れ筋はASRock「B850 Challenger WiFi ドスパラ限定モデル」 白色と黒色が展開されている

「B850 Challenger WiFi ドスパラ限定モデル」は実機サンプルも店頭展示中

 ドスパラ大阪・なんば店ではCPUとマザーボードの同時購入で値引きするキャンペーンを適宜実施している。ただ時期によってセット販売の対象メーカーなどが変わるため、実施内容は店内のキャンペーンポップをチェックしよう。

マザーボードとCPU同時購入で値引きのキャンペーンも積極的に利用したい。これらのポップはエスカレーターで2階に上がってすぐの掲示コーナーにまとめて貼られているので要チェック

 またここで前川さんのお気に入りマザーボードを1点紹介してもらった。名が挙がったのはASRock「B850 LiveMixer WiFi」。配信者向けマザーボードと謳っているだけあって背面のUSBポートの数がものすごく多く、オーディオインターフェースなどさまざまなUSBデバイスを接続するのに便利という。またゲームデバイス接続用の低遅延USBポートの存在もお気に入りポイントとのこと。

マザーボードの前川さんセレクトはASRock「B850 LiveMixer WiFi」

ビデオカードは高コスパ16GBの「Radeon RX 9060 XT」が人気

5万円以下のビデオカードは陳列棚に並び、それ以上の製品はサイネージから価格と在庫を確認する形式となっている

ASRockの「Radeon RX 9000シリーズ」搭載モデルの実機サンプルがガラスケースに展示中

売れ筋はASRock「Radeon RX 9060 XT Steel Legend 16GB OC」

 ビデオカードの一番の売れ筋はASRock「Radeon RX 9060 XT Steel Legend 16GB OC」とのこと。5万円台という価格帯で16GBのビデオメモリーを搭載するのが決め手としている。昨今はお客さんからもビデオメモリーを重視する声は聞かれており、16GBのビデオメモリーは十分訴求力の高いポイントとなっている。

前川さんセレクトのビデオカードはASRock「Radeon RX 9070 XT Taichi 16GB OC」

取材時は指定のASRockビデオカード、マザーボード、電源ユニットのセット購入で値引きとなるキャンペーンが実施されていた。CPUも同時購入すれば、先に挙げたキャンペーンも同時適用が可能とのこと

 前川さんは、お気に入りビデオカードとしてASRock「Radeon RX 9070 XT Taichi 16GB OC」を挙げた。その理由として、高パフォーマンスなのはもちろんのこと、「Radeon RX 9000シリーズ」としては珍しく外部電源入力に「12V-2x6」を採用している点も重視していた。前川さんは、今はもう電源ユニットにPCIe8ピンを挿していないので、ビデオカードの12V-2x6採用はかなり重要、と力説していた。

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