なんさん通りから見える「ドスパラ」の看板が目印 ドスパラ大阪・なんば店
ドスパラはサードウェーブが運営するパソコン販売専門店。ドスパラ大阪・なんば店ではPCパーツのほか、ゲーミングPC「GALLERIA」などBTO PCの販売にも力を入れている。
もともとは秋葉原を拠点としていたが日本橋には2003年に進出、それから何度かリニューアルを経ながらもずっと現所在地の店舗で営業を続けているとのこと。
現在のドスパラ大阪・なんば店は全4フロア構成となっており、パソコンパーツは2階で販売されている。ここで、店舗スタッフの前川さんからいろいろ話を聞けた。
CPUの売れ筋は圧倒的に「Ryzen 7 9700X」
CPUの売れ筋を聞いたところ、現在は圧倒的に「Ryzen 7 9700X」が一番と回答。続いて「Ryzen 7 7800X3D」や「Ryzen 7 5700X」などの旧モデルも奮闘しているとのこと。Socket AM4であればマザーボードも安価なので、とにかく予算を押さえたい場合はオススメの選択肢としている。
なお、組立代行などでお客さんからパーツ構成の相談があった際、CPUはRyzenを前提としたものが多くなっていると感じているそうだ。
ゲーミング最強の「Ryzen 7 9800X3D」に関しては需要が落ち着いたと話しており、必要な人には一通り行き渡った感があるとのこと。ただ、前川さんセレクトのお気に入りCPUとして「Ryzen 7 9800X3D」の名を挙げているので、予算が許すのであればぜひ最強のゲーミング性能を! とのコメントをもらった。
マザーボードはドスパラ限定モデルが人気。セット販売も利用しよう
マザーボードの売れ筋は、ASRock「B850 Challenger WiFi ドスパラ限定モデル」が一番とのこと。十分な機能を持ちながらドスパラ限定販売ということで、価格面でも大きなアドバンテージを持つ。コスパの良さから、お客さんよりオススメを聞かれた際にも候補として挙げやすい製品だそうだ。
ドスパラ大阪・なんば店ではCPUとマザーボードの同時購入で値引きするキャンペーンを適宜実施している。ただ時期によってセット販売の対象メーカーなどが変わるため、実施内容は店内のキャンペーンポップをチェックしよう。
またここで前川さんのお気に入りマザーボードを1点紹介してもらった。名が挙がったのはASRock「B850 LiveMixer WiFi」。配信者向けマザーボードと謳っているだけあって背面のUSBポートの数がものすごく多く、オーディオインターフェースなどさまざまなUSBデバイスを接続するのに便利という。またゲームデバイス接続用の低遅延USBポートの存在もお気に入りポイントとのこと。
ビデオカードは高コスパ16GBの「Radeon RX 9060 XT」が人気
ビデオカードの一番の売れ筋はASRock「Radeon RX 9060 XT Steel Legend 16GB OC」とのこと。5万円台という価格帯で16GBのビデオメモリーを搭載するのが決め手としている。昨今はお客さんからもビデオメモリーを重視する声は聞かれており、16GBのビデオメモリーは十分訴求力の高いポイントとなっている。
前川さんは、お気に入りビデオカードとしてASRock「Radeon RX 9070 XT Taichi 16GB OC」を挙げた。その理由として、高パフォーマンスなのはもちろんのこと、「Radeon RX 9000シリーズ」としては珍しく外部電源入力に「12V-2x6」を採用している点も重視していた。前川さんは、今はもう電源ユニットにPCIe8ピンを挿していないので、ビデオカードの12V-2x6採用はかなり重要、と力説していた。




















