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英政府、日本への渡航時に熊に注意するよう警告

2025年10月29日 20時25分更新

文● 二子/ASCII

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 英国政府が公式サイト上で、日本への渡航を予定する自国民に対して、クマに対する予防措置をするよう警告していることが話題になっている。

 具体的にはアウトドアアクティビティを予定している人に対する警告で、日本の一部地域、山岳地帯や森林地帯、人口密集地帯の近くでクマの目撃や襲撃が増加しており、現地の警告に従い、予防措置を講じるように伝えている。特にクマが目撃されている地域で1人で歩かないこと、生ゴミを含むゴミはすべて持ち帰るように記している。

英国

日本での自動車運転時は逆走・無灯火の自転車に要注意

 そのほかの項目も英国から見た日本の現況として興味深い点があるので一部紹介しよう。

 日本の歓楽街では飲み物への薬物混入やクレジットカード詐欺のリスクがあるので注意。日本の警察は東京では歌舞伎町・六本木・渋谷・池袋を高リスク地域に指定しているとし、見知らぬ人から飲み物を受け取らないこと、飲み物を放置しないことでリスクを軽減できる。

 薬物使用は日本では厳しく、警察の検査要請を拒否した場合、公務執行妨害で逮捕・勾留される可能性がある。薬物密売での有罪判決時は6~17年の懲役刑が過去にあり、受刑者は刑罰の一環として強制労働や工場労働が割り当てられる。また、向精神薬の法律も厳格で、一部の一般的な処方薬や市販薬の所持・使用が日本では違法で、法律を知らなかったことは抗弁として認められない。

 親権紛争では、日本の法律は英国と大きく異なり、離婚後の子供の共同親権は認められず、親権を持たない親が子供と面会することは極めて困難。法的紛争は長期化と費用が大きな負担になるほか、子供の返還や面会を認める判決が出ても実際には執行されないことがよくある。

 タトゥーは歴史的に組織犯罪と結びついており、公共のプール、温泉、海水浴場、一部のジムでは入場を禁止していたり、隠すように求める施設がある。

 自動車の運転時は、道路はよく整備されているが、夜間に道路を逆走したり、無灯火の自転車には注意が必要。

 

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