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NVIDIAチップの中国提供疑惑、データセクションが否定

2025年10月09日 09時40分更新

文● G. Raymond 編集●ASCII

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 米投資調査会社ウルフパック・リサーチは10月8日、コンサルティング会社データセクションが、AIデータセンター事業で調達したNVIDIA製の高性能AIチップを、中国の巨大IT企業テンセントに提供している疑いを示した。米国は2022年ごろから、中国に対する高性能AIチップの輸出を厳しく制限している。

 これに対し、データセクションは同日、公式リリースで疑いを全面否定した。代表取締役社長の石原紀彦氏は、米国の輸出管理規制違反などの違法行為は一切ないとし、米国と国内の弁護士から確認を得てプロジェクトを進め、法令を遵守していると主張。開示すべき事項が生じたら速やかに公表するとしている。

 

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