仕事アプリのNotionが9月18日、新バージョン「Notion 3.0」を公開。ユーザーの指示に従い、自動的に作業をこなす「エージェント」機能を導入した。ビジネスプラン(月額3150円)またはエンタープライズプランで利用可能になる。
例えば、Slackやメール、Notionデータベースの中から顧客のフィードバックを集め、データベースを作成し、レポートをまとめて通知を出すといった一連の作業をまかせることができる。
エージェントは最長20分間の作業が可能で、複数ページや数百件のデータを一度に扱える。また、ユーザーが繰り返し出す指示や好みを学習し、“自分好みのパートナー”に近づく点も特徴だ。「カスタムエージェント」機能では、特定作業用のエージェントを作成し、チームで共有することもできる。
Notionは2016年に最初のバージョンを公開し、シンプルなノート共有から始まった。その後、データベース機能やタスク管理機能を追加して「オールインワンの仕事アプリ」へと発展した。そしてNotion 3.0でついにアプリの枠を超えて、新たな同僚とも言うべきエージェントを実装した形だ。







