エレコムは、10月1日から3日まで幕張メッセで開催される「第8回 介護・福祉EXPO」へ出展する。本展示会は「医療・介護・薬局 Week 東京」の一環として行われるイベントだ。エレコムは今回、AIカメラを活用した介護現場向けソリューションを披露し、業務効率化と省人化の可能性を提案する。
出展の目玉となるのは「AI × 見守りソリューション」。AI画像解析による行動検知・異常検知に加え、クラウド録画を活用した遠隔監視機能を搭載している。これにより、安全性を確保しながら人手不足解消をサポートする。また、小規模施設向けにはセンサーとカメラを組み合わせた徘徊通知や、プライバシーに配慮した見守りシステムを参考展示し、現場の多様なニーズに対応する。
さらに、介護業務を効率化するデバイスも多数紹介予定だ。顔認証による勤怠管理端末や、Bluetooth対応アルコールチェッカー、特定用途に応じた組み込みPCなどが揃う。これらは送迎業務の負担軽減や介護システムのカスタマイズを支援するソリューションとなる。
インフラ分野では、最新規格のWi-Fi 7による無線ネットワーク構築や、QNAP製品を活用した自動バックアップによるオフサイト保護を提案。ランサムウェア対策を強化し、施設全体の安全なデータ環境を構築する。これらの導入は、ネットワーク設計・構築を担う「groxi」によって提供される。






