エレコムは9月2日、法人向けに特化した高性能ネットワーク機器として、高速通信に対応する8ポートレイヤー2スマートスイッチを9月上旬より順次発売すると発表した。
ラインアップは、10G対応モデル「EHB-SX2B08F」(74,800円)と、2.5G対応モデル「EHB-SQ2B08」(49,830円)の2種類。
新モデルは、全8ポートがそれぞれ10Gまたは2.5G通信に対応。さらに、SFP+モジュールに対応したスロットを2基搭載し、大容量データ通信やAI活用に伴う通信需要の増大にも柔軟に対応する。QoS機能やポートトランキングにより、帯域を効率的に利用しつつ、安定性とセキュリティを高めた設計が特徴だ。
また、直感的に操作できるブラウザベースの設定機能に加え、遠隔機器を一元的に管理できるリモートサービス「アドミリンク」にも対応。動作環境温度は50℃まで耐えられる堅牢なメタル筐体を採用し、ラックマウントや壁掛け設置にも対応する。保証期間は標準に加えて、最大5年間の延長保証も用意され、長期的に安心して利用できる。
10Gモデル「EHB-SX2B08F」は、Cat6A以上のLANケーブルを使用することで10G通信を実現し、静音ファン搭載によりオフィスや静音環境でも快適に運用可能。
一方、2.5Gモデル「EHB-SQ2B08」は、従来のCat5eケーブルでそのまま2.5G通信を実現し、ファンレス設計による高い静音性を備えている。両モデルとも、Wi-Fi 7対応アクセスポイントと組み合わせることで、次世代の高速かつ大容量のネットワーク環境を構築することが可能だ。






