Zoom Communicationsは8月12日、「Zoom Workplace for Windows」など、同社が提供する一部のWindows版アプリとサービスに関する脆弱性情報を公表した。
脆弱性は「CVE-2025-49457(深刻度:重大)」と「CVE-2025-49456(深刻度:中)」の2件で、それぞれ以下のような問題が生じる可能性があるという。
・認証されていないユーザーがネットワークアクセスを介して権限の昇格を実行可能(CVE-2025-49457)
・認証されていないユーザーがローカルアクセスを介してアプリケーションの整合性に影響を与えることが可能(CVE-2025-49456)
影響を受けるアプリ等の名称とバージョンは次のとおり。
・Zoom Workplace for Windows:バージョン6.4.10以前
・Zoom Workplace VDI for Windows:バージョン6.3.12以前
・Zoom Rooms for Windows:バージョン6.4.5以前
・Zoom Rooms Controller for Windows:バージョン6.4.5以前
・Zoom Meeting SDK for Windows:バージョン6.4.10以前
同社では脆弱性を修正した最新版へのアップデートを推奨している。













