動かすだけならワンクリックでOK
それでは実際にV1 Video Modelを使って動画を生成してみよう。対応しているのはWeb版Midjourneyのみで、Discordでは利用できない。
Midjourneyにログインしたら左側メニューから「Create」を選ぶ。すると過去に生成した画像が一覧表示されるので、その中から動かしたい画像にカーソルを重ねると表示される「Animate」ボタンをクリックしよう。それだけで動画の生成が開始される。
もちろん既存画像ではなく新たに静止画像を生成するところから始めても構わない。
5秒の動画が4本同時に生成される。4枚の写真が一斉に動き出す様子は圧巻だ。しかも動き方は微妙に異なっていることがわかる。
生成された動画では、被写体が首を傾げたり微笑んだりと、まるで軽いやりとりの中で動いているような自然な変化が見られる。表情や姿勢に加え、背景の構図やカメラアングルにもわずかな変化が加わり、静止画に命が吹き込まれたような印象を受ける。素材にもよるが、この程度の自然な動きなら、特別な設定をしなくても自動でついてくるのがうれしい。

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