Windows 11搭載でCore Ultra 7とRTX 5060を採用、ケースには吸音材を搭載
光学式ドライブや空冷CPUクーラーも、10年前のWin10デスクトップからの安心買い替えを想定したBTOPCがコチラ!
2025年07月03日 11時00分更新
2025年10月14日、マイクロソフトのWindows 10のサポートが終了する。サポートが終了すると、機能やセキュリティの更新が行なわれず、インターネットに対する危険性が増大する。解決策としてはWindows 11にアップデートすることが有効だが、古いパソコンなどでWindows 11が動作しないという人も多いことだろう。
そういった人に向けて、パソコンショップSEVENを手掛けるセブンアールジャパンからWindows 11搭載パソコンの「ZEFT Z56AB」が発売された。このZEFT Z56ABは、長年Windows 10を使っていた人にとって、新たにWindows 11搭載パソコンへの買い替えしやすいマシンになっているという。
では、ZEFT Z56ABはどのようなパソコンなのか、同社の中嶋 孝昌氏と真重 翔氏、そして中條 拓海氏に詳細を伺ってみた。
ZEFT Z56AB
https://pc-seven.co.jp/spc/27608.html
価格(7月2日現在):22万3800円(税別)、24万6180円(税込)
ZEFT Z56ABの主なスペック | |
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CPU | Core Ultra 7 265KF(Pコアベースクロック3.9GHz、Pコア最大クロック5.4GHz)、20コア(Pコア:8/Eコア:12)/20スレッド、Intel Smart Cache 30MB |
CPUクーラー | DeepCool「AK400」 |
グラフィックス | GeForce RTX 5060 |
メモリー | Micron DDR5-5600 32GB(16GB×2) |
ストレージ | 1TB M.2 SSD(KIOXIA「EXCERIA PUS G3」、PCIe 4.0) |
マザーボード | ASRock「B860M Pro RS WiFi」(インテル B860チップセット) |
光学式ドライブ | -(オプションで追加可能) |
通信規格 | 有線LAN(2.5GBASE-T)、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3 |
PCケース | CoolerMaster「SILENCIO S600」 |
電源ユニット | Silverstone「ET650-B」(定格出力650W、80PLUS Bronze認証) |
OS | Windows 11 Home(64bit) |
Windows 11への買い替えを想定した1台
奇をてらわないシンプルなデスクトップパソコン
──今日はよろしくお願いします。まずは、ZEFT Z56ABがどのようなPCなのか、そのコンセプトを教えていただけますか?
中嶋 孝昌氏(以下、中嶋氏):2025年の10月にWindows 10のサポートが終了しますが、中にはパーツ構成が古いなどの理由でWindows 11にアップグレードしたくてもできない人もいらっしゃると思います。そういった方にオススメしたいパソコンがZEFT Z56ABになります。そのため、あまり奇をてらった外観や仕様ではなく、“デスクトップパソコン”のイメージを具現化したような仕様となっています。
中條 拓海氏(以下、中條氏):Xで使用OSについてアンケートしたのですが、約36%がWindows10を使い、その中の約13%がスペック要件を満たさないことが理由で、アップデートできないという結果でした。そのような方に向けたパソコンが、このZEFTZ56ABになります。
──そのコンセプトに合うように一番配慮した点はどこでしょうか?
中嶋氏:Windows 11にアップグレードできないパソコンがどの頃のものかを調べますと、おおよそ10年前ぐらいに購入されたマシンが多いようです。同じパソコンを10年間使い続けたお客様に、最新の仕様とかトレンドが絶対必要かというと、そうではないのかなと考えました。今回はそういったお客様が新しいパソコンを使用した際に、あまり違和感を覚えないような部品構成を心掛けました。
