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パソコンショップSEVENの「ZEFT Z56BC」の実力をチェック

RTX 5060 TiでWQHDなら快適に遊べるゲーミングPC、縦型ケース「The Tower 100」で狭いデスクにも最適

2025年06月30日 11時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

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「ZEFT Z56BC」

 パソコンショップSEVENが販売する「ZEFT Z56BC」は、縦型でコンパクトなThermaltakeのMini-ITXケース「The Tower 100 Mini Chassis」を採用しているのが特徴のゲーミングパソコンだ。

 加えて、CPUにCore Ultra 7 265F、GPUにGeFroce RTX 5060 Tiを搭載しており、ゲーミング性能にも期待できる。メモリーはMicron DDR5-5600 32GB、ストレージはWestern Digital「WD_Black SN770(1TB)」を採用している。

 では、ZEFT Z56BCはどれくらいの性能を持っているのだろうか。各種ベンチマークを計測して、ゲーミング性能をチェックしていこう。

ZEFT Z56BC
https://pc-seven.co.jp/spc/27557.html
価格(税別):28万9800円、価格(税込):31万8780円

ZEFT Z56BCの主なスペック
CPU Core Ultra 7 265F(Pコアベースクロック2.4GHz~Pコア最大クロック5.2GHz)、20コア(Pコア:8/Eコア:12)、Intel Smart Cache 30MB
CPUクーラー CPU付属リテールクーラー
グラフィックス GeForce RTX 5060 Ti(メモリー容量16GB)
メモリー Micron DDR5-5600 32GB(16GB×2)
ストレージ 1TB M.2 SSD(Western Digital「WD_Black SN770」、PCIe 4.0)
内蔵ドライブ
通信規格 有線LAN(2.5GBASE-T)、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3
PCケース Thermaltake「The Tower 100 Mini Chassis」
電源ユニット Silverstone「ET750-G」(定格出力750W、80PLUS Gold認証)
OS Windows 11 Home(64bit)

タイトルによっては4Kも視野に入るが、基本的にはWQHDまで快適

 まずは、「Apex Legends」のフレームレートからチェックしていこう。できるだけ最高の設定にしておき、射撃訓練場を周回した際のフレームレートを「CapflameX」で計測。1920×1080ドット(フルHD)、2560×1440ドット(WQHD)、3840×2160ドット(4K)でチェックした。

「Apex Legends」のフレームレート計測結果

 結果は、平均フレームレートがフルHDで297fps、WQHDで262fps、4Kで171fpsという結果になった。フルHDではmin1%も222.3fpsと高く、200Hz以上のリフレッシュレートのディスプレーと組み合わせれば、かなり快適にゲームプレイできると思う。また、4K/120fpsのディスプレーと組み合わせて遊ぶのもありだ。

 続いて、「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」をチェック。グラフィック設定を最高品質、フルスクリーンに設定して計測した。

フルHDの結果

WQHDの結果

4Kの結果

 結果は、フルHDが19985(非常に快適)、WQHDが15091(非常に快適)、4Kが7933(やや快適)になった。FFXIVは、WQHDまでであれば最高設定でも快適にプレイできそうだ。

 「モンスターハンターワイルズ ベンチ」も計測。フレーム生成はオンにして、グラフィックプリセットはウルトラに設定。この状態で、レイトレーシングをオフ、高に切り替えて計測した。

 結果は、レイトレーシングオフの状態だと4Kの指標が「問題なくプレイできます」で、平均フレームレートが63.50fpsと、なんとかプレイできそうなスコアーとなった。レイトレーシングを高にすると、4Kだと指標が「設定変更を推奨します」となってしまった。

フレームレートオフ時のスコアー

フレームレートオフ時の計測時のフレームレート

レイトレーシングオン時のスコアー

フレームレートオン時の計測時のフレームレート

 しかし、WQHDの場合は「快適にプレイできます」で平均フレームレートが84.13fpsだったため、レイトレーシングをオンにした際でも、WQHDであれば快適にプレイできるというのは、朗報といっていいだろう。

 最後に、新しく生まれ変わった「レインボーシックス シージエックス(以下、シージX)」を計測した。こちらは、グラフィック設定を「超高」に設定し、ゲーム内ベンチマークをチェックした。

「レインボーシックス シージエックス」の結果

 結果は、4Kだと平均が63fpsで、最低が48fpsと、FPSゲームをプレイするには厳しい結果となってしまった。しかし、WQHDであれば平均が130fps、最低が98fps、フルHDだと平均が202fps、最低が146fpsと、しっかり快適にFPSがプレイできるといっていいフレームレートとなった。シージXについては、もう少し設定を下げて遊ぶプレイヤーも多いため、もう少しフレームレートは向上可能だと予測できる。

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