COMPUTEX TAIPEI 2025レポート 第52回

AI需要に合わせてサーバーラックやワークステーション、商業用ファンなども展示

エモいPCケースに最新パーツ搭載、SilevrStone「FLP02」でレトロなPCデスク環境を作れる！

AI需要で注目が高まるサーバーラックも複数展示

サーバーラックを展示

　SilverStoneのブース大きなコーナーを占めていたのが、サーバーラック。AI需要で高まりつつあるサーバーラックについても、複数モデルが展示してあった。

「RM4UXPU」

　まず展示してあったのは、高性能コンピューティングやAIワークロード向けに開発されている「RM4UXPU」。PCIスロットカバーが背面ではなく前面に採用されており、ラックに入れたままでもビデオカードの交換がしやすいのが特徴となっている。

図のような構造になっている

PCIスロットカバーは背面ではなく前面に採用

　マザーボードはATX、E-ATX、SSI-EEBといったフォームファクターに対応。400mmのラジエーターも搭載可能で、優れた熱管理を実現するという。加えて、冗長電源ユニット（UPS）にも対応している。

「Crown 04」

　ホームシアターのようなケース「Crown 04」も展示してあった。5Uラックマウントサイズに準拠するサイズで、最大SSI-EEB／SSI-CEBフォームファクタ―に対応する。高級感のあるアルミニウムフェイスを採用しているのもポイントだ。前面はヘアライン加工されており、それがより高級感を演出している。

ヘアライン加工が高級感を演出している

拡張性も高い

　前述のとおりホームシアターのような外観なので、PCケースらしいケースが嫌だという人にもオススメできる。拡張スロットは8スロットあり、複数のハイエンドGPUの搭載も可能となっている。

　そのほか、5Uラックマウントサーバーケース「RM53-502」や、4Uラックマウントサーバーケース「RM45-360」なども展示してあった。

「RM53-502」

前面パネルを開けたところ

上のフタを開けるとこんな感じ

ドライブベイも豊富だ

「RM45-360」

2Uのラックマウントサーバーケース「RM24-502」も展示されていた