Copilot+ PCに準拠したUMPCとして利用もできるMSI「Claw-8-AI+A2VM-201JP」

これは欲しい!Core Ultra 7 258V搭載で性能アップ、操作も向上、大幅刷新した最新のポータブルゲーミングPCレビュー

文●飯島範久 編集●三宅/ASCII

提供: エムエスアイコンピュータージャパン

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

8インチあるとプレイしていて没入感がある

本体が約795gあるので、長時間プレイするには机や太ももなどで腕を支えるのがいい

 早速プレイしてみた。本体が約795gあるため、ずっと持った状態でのプレイはさすがに腕が疲れてくるが、座りながら机や太ももの上で支えるようにすれば、まったく問題ない。スティックは微妙な入力もでき、トリガーボタンもアクセルやブレーキに使っても違和感がなかった。Xboxのゲームコントローラーと遜色ないプレイ感だ。

 8インチで発色のいいディスプレーは、顔を近づけてプレイすると、かなりの没入感がある。音も2WのHi-Res対応ステレオスピーカーでサラウンド感があり、Hi-Res対応ヘッドホンを接続すれば、高音質な音楽も楽しめる。

 基本はWindowsの画面で操作するが、システム管理ソフト「MSI Center M」が用意されており、ボタンひとつで呼び出せるようになっている。ゲームのインストールや起動のほか、パフォーマンス設定などが行なえる。また、クイックセッティング画面も用意されており、こちらも1ボタンで呼び出せる。

システム管理ソフト「MSI Center M」では、インストールされたゲームをすぐに呼び出したり、新規に登録したりできる。また、各種設定もここから行なえる

「パフォーマンス設定」では、AIエンジンによる最適なパフォーマンスへ自動的に変更してくれる

スピーカーとマイクにはノイズキャンセリング機能が備わっており、ボイスチャットしながらのプレイ時に役立つ

簡易メニュー機能も用意されており、各種設定にアクセスできる

 では、性能的にはどうなのか、各種ベンチマークテストを実行してみた。計測には、パフォーマンス設定で「手動」にし、「TDP設定」を「8W」と「30W」の2パターンで実行している。また、電源ケーブルを接続した状態で行なった。

「パフォーマンス設定」で「手動」にすると「TDP設定」ができ、8W/17W/30Wの3つから選択できる

 まずは、アプリの動作性能をチェックする「PCMark 10」から。結果は、TDP 30Wでスコアが7273、TDP 8Wで6591と、Windowsとしてはいずれも余裕のあるパフォーマンスであることを示している。

PCMark 10のスコア

 続いて、3D性能をチェックする3DMarkでは、「Night Raid」「Fire Strike」「Time Spy」の3つを実行した。

3DMarkのスコア

 結果は、PCMark 10よりもTDPの違いで明らかな差が生まれた。Night Raidでは、TDP 30Wが36253に対しTDP 8Wが15247と倍以上のスコア差をつけている。ほかも同様で、3DCGゲームをする際は、TDP 30Wの設定でプレイするのがよさそうだ。

過去記事アーカイブ

2025年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2024年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2023年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2022年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2021年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2020年
01月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2019年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2018年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2017年
01月
03月
05月
06月
07月
09月
10月
11月
2016年
01月
03月
05月
06月
09月
11月
2015年
01月
03月
04月
06月
2014年
05月
06月
09月
10月
11月